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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第36回

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空にまつわるお話です。

最近の天候は想像以上のことが起こるようになりました。
昔に比べて、夏の暑さは尋常ではなく、子供の頃は真夏日や熱帯夜などは、それが話題になるくらい回数は少なかった様に思います。
本当に2020年のオリンピックは無事に開催、運営できるのでしょうかね?
夏の襲い掛かるような暑さを思うと、世界の人たちも驚愕すると思います。

冬も昔は雪が少し積もる日が毎年数日ありましたが、最近は全く降らないか尋常でない量が降り続けるみたいな、極端な現象が起きています。
これも地球温暖化が原因の一端になっているようでありますし、北極の氷河の収縮にも歯止めがきかなくなっているようです。

先日、春一番が吹いたと言われ、急激に南風が日本に流れ込んで一気に春過ぎの気温まで上がり、
かと思えば北からの寒気と暖かい空気がぶつかってまたもや嵐のような天候に見舞われております。

世界的にも異常気象が発生して、フランスはパリのセーヌ川が溢れて観光に打撃なんて話がありました。
そういった事がその後どうなったのか、ニュースでは問題は知らせても、その後の状況や近況など教えてくれません。

国内の出来事でも同様ですが。野菜の値段、特に葉物のキャベツや白菜はいまだに高騰中。
魚も黒潮の流れの変化や漁獲量が変化して、店頭に並ぶ魚は季節感がずれているようにも思います。
お米はどうなんでしょう? 白米も勿論ですが、酒米の出来も気になるところです。

毎日そんな事ばかりを考えている訳ではありませんが、ふと思うと色々と気になることが沢山あります。

事務所の窓の外の景色はスカイツリーを中心に空が大きく広がっています。
数年間この景色を毎日のように眺めているのですが、沢山の変化に富んだ風景を体験いたしました。

直線に遥かに続く雲、巨大な天使の梯子が延びる雲、覆いかぶさるような怖い雲、何かのメッセージのような柄の雲、雪で世界を真っ白にする雲。

 
激しくインパクトのある雲が描く世界には、天変地異の前触れのような壮大な恐怖すら感じることが多々あります。

先日伺った長野県白樺高原でも美しい空に出会いました。
空気が澄んだ雪の世界、光を反射し、空のリアルな色は眩しいほどでした。

 
以前に行ったドイツでは、車でアウトバーンを走っている時に広がっていた景色、その抜けるような奥行きは衝撃的でした。
日本では見たことがない空の圧倒的な広さには驚きを覚えました。

最後に思い出の空といえば…
サイパンのビーチにオレンジ色の夕焼けの空が広がり、遮るものが何もない太平洋、水平線の向こうに陽が沈んでいく瞬間。
10分程のショータイムでしたが本当に美しかったです。

その時に撮影した写真は光が強過ぎて露出を絞ったので、リアルより濃いオレンジ色になりました。
今でもその写真は部屋に飾ってあります。
写真を観ると実際より暗い仕上がりになっているのですが、逆にそのせいでその日の夕暮れの景色を鮮明に思い出させてくれるようになりました。saipan_r

 
ちょうど昨夜、ミュージシャンの先輩と話をしていた時に「空はいつも青い」という言葉が出ました。
これは「あたりまえ」という意味の比喩として会話に登場したのですが、「空はいつも青い」を基準に空を見ていく事が基本になるという意味でもあるんですね。
なので、朝焼けも夕焼けも、曇りも雪も雨も、全ての表情の変化に意味がプラスされる訳です。
天候の変化が人と同じように感じるのは、いつも同じでなく常に動いて様々な感情がそこにあるからなのです。
そう思うと、いつもと同じような空がどんな空に映るのかは、自分自身を映し出しているという事なのかもしれません。

さて、そんな風に空を見上げながら聴くのが似合いの曲と言えば…

John Hiatt『Lipstick Sunset』

John Hiatt、Ry Cooder、Jim Keltner、Nick Loweという奇跡のメンバーの奇跡のセッションアルバム『Bring the Family』に収録された名曲です。

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