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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第79回

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2019年は皆さまにとってどのような一年だったでしょうか。

今年は予想以上に激動の一年となりました。

時は平成から令和へと変わる年。
それと時同じくして短い令和元年は新元号のスタートに相応しく、自分も久しぶりの立ち上げの時となりました。

久しぶりに体験する立ち上げ作業は、いままでのそれとは違い、なかなかに険しい山登りのようなものとなりました。
まあそのへんの話しは置いといて、今年のトピックスといえば何でしょうか?

変革の時なだけに、割とそこに集中していてそれ以外が思い浮かばないですが…
そうだ、広島と京都に旅行に行きました。
京都は美味い物三昧の旅だったので省略します。
広島は初の安芸の宮島、厳島神社に参りました。
行きたかったのですがなかなか機会に恵まれなかったので、今回はしっかりとお参りさせて頂きました。
穴子丼も食べられまして満足です。
夜は魚の美味しいお店で身がモリモリの地場の牡蠣などに舌鼓。
銘酒多き広島の地酒にひとしきり酔いしれました。

その翌月は出張で久しぶりの福岡へ。
一泊二日のお仕事ツアーでしたが、新鋭の博多ラーメンを堪能し、夜はお腹一杯に九州名物と水炊きを頂きました。
翌日はテレビで紹介されてブームになったとか…ご当地天婦羅を食べに行きました。
なんだかんだで美味しい物三昧が出来て良かったです。

夏にかけてはとにかく仕事面が忙しくなりました。
7月までの涼しさが嘘のように8月の猛暑。
秋の情緒を感じることなく冬がやって来る。
なんでしょうね。
これほどまでに温暖化といわれる現象を身近に感じたのは初めてです。
ここ数日、銀杏並木に枯れ葉が落ちて歩道が黄色に染まりました。
年末になってのこの景色には大いなる違和感を感じました。

そして年末にかけて仕事が忙しくなり、お正月の準備が想像より大きく遅れてしまいました。
大晦日のこの時間に原稿を書いているのもその結果なのですが、新しい年末の情緒と思うばそれもまた楽しですかね。

昨夜のうちに近所迷惑にならないよう掃除をしようと思ったのですが、深夜に帰宅してビールなど一杯飲んでしまったらもうグロッキー。
何も出来ずに寝落ちしてしまう始末。
早起きに切り替えて、掃除と洗濯を行いましたが時間切れで途中で仕事に向かい、帰って来てから続きを再開。
ようやく先ほど終了して、仕事を少しこなしてからようやくこの原稿に手を付けました。

なんでしょうねえ、書きながらも今年の感想がないのです。
令和になり新たな山登りを初めたばかりで、まだ一合目に立ったようなところなのです。
来年から本格的な登山が始まります。
あくまで準備が終わったところなので、まだ何にも始まっておりません為、出てくる感想がなかったりします。

準備がいかに大変だったとしても、結果を産み出した訳ではないので、その準備に対する感想も出てこないのです。
こんな感覚は珍しいのですが、そういうものなのだと気付きました。
沢山時間を使って準備をしてきましたが、まだ準備すら終わった訳ではありません。

この後さらなるミッションが待っております。
ここまでの準備に更に輪をかけた準備をしなければいけない訳なのですが、前に広がる新たな景色を見る為に前進あるのみなのであります。
しんどかった道は更にに険しさを増していくのですが、今はそれに向けてワクワクしております。
ワクワクが勝っているから、感想を引っ張りだそうとしても出てこないのかもしれませんね。

準備の時というのは大切な時間です。それを結果として出すことも大切です。
夢中で準備するという事、プロセスが身になり育んでいく事、そしてこれから産まれてくる結果とどう対峙していくのか。
久しぶりの展開に想像していなかった感覚を呼び起こされております。

そうして2020年という不思議な年を迎える訳ですね。
来年はどんな年になるのか全く分かりませんが、楽しく、美味しく、そして健康に一年を過ごせることに期待します。

皆さまにとっても2020年が良き年でありますように。
本年もお付き合いいただき感謝いたします。
今後ともよろしくお願い致します。

それでは良いお年を。

今年最後に相応しい曲を贈ります。
フランク・シナトラで「レット・イット・スノウ」をお聴き下さい♪

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