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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第120回

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『虹伝説は、また起こる』

オリンピックも無事に終わりましたね。
選手の皆さんに敬意を表したいと思います。
皆さんのプレイは本当に輝いていましたね。
普段は関心の薄いほうですが、スポーツの美しさを十分に感じられる大会でした。

そして夏が去っていった訳です。
残されたのは何でしょうね?

残暑は残るかもしれませんが、確実に季節は秋らしくなっていくんです。
今年の夏は訳わからんかったな~。
お盆は雨と低温と台風。どんななんだよ。
ここ数年の夏の異常気象にも慣れてきてしまいました。

これから本格的な台風シーズンになるのか、もうすでに多発したので終息なのか。
局地的な雷雨とかも、以前より増えてきていますね。

雷、嵐、などという言葉を聞くと思い浮かぶ曲があります。
クロスオーバー、フュージョンの界の名曲です。
高中正義のアルバム「虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS」の中の1曲『THUNDERSTORM』です。
プロレスラーの天龍源一郎さんの入場テーマにもなっていました。
そんなことを思っていたらこのアルバムが聴きたくなりました。

虹伝説は絵本のストーリーをもとに制作されたアルバム。
こんな素敵なコラボは初めての試みであり他にはない出来事でした。

当時、中学生したが、このアルバムのコンサートを神奈川県民ホールに観に行ったのは良き思い出。
高中サウンドが絶好調だった時代に行っておいて正解でしたね。
伝説の雨の野音ライブには行けませんでしたが、その代わりこちらはバッチリ堪能いたしました。
ゆえにこのアルバムに対する思い入れも自然と強くなるわけです。

絵本を題材に楽曲を制作。
多くの方がこの絵本を見ながら曲を聴き、ストーリーを追いかけ、ページを進めていっていたそうです。
もちろん私も絵本を読みました。それでも、どうしてもコンサートの印象の方が強くなってしまいますね。

当時パイオニアのCMに高中が出演していて、それがまた時代の風とマッチしていましたねぇ。
名曲「ブルーラグーン」に乗せてCMが展開するのですが、何とも言えずかっこいいんですよ。
CMで使用していたヘッドフォンはグレードの高いものでしたが、安い価格の同じデザインのものを買いました(笑)
音に触れるきっかけなんてそんなところから始まるんです。

コンサートホールで「虹伝説ライブ」が始まる前の時間、配置された楽器や機材をステージ前に見に行きました。
このライブ用に制作されたレインボーカラー仕様のギターは凄かったなぁ。

ということで…

今年、デビュー50周年を迎える高中正義が、11月20日に東京・日本武道館にて
〈デビュー50周年 高中正義 虹伝説ファイナル at 日本武道館〉を開催決定!
ついにあの虹伝説が完全再現で帰ってくる!

というライブが開催されるのです!
現在、私も申し込みまして、抽選の結果待ちになっております。

あのアルバムから40年! そしてデビュー50年!
凄いことになりました。
いやはや、また観たいな~ぁ!

前回の構成は虹伝説パート、そしてヒット曲パート、みたいな感じでした。
お馴染みの曲も聴けて盛り上がったのですが、今回も同じ構成になっているそうです。

このコンサートを観たとすると、実に40年ぶりの再会ですよ。超楽しそうです。
確かアーリーバードもやったな。
ステージに目覚まし時計があったのを思い出しました。
最初に買った高中作品は当時新譜で出た「T-WAVE」でした。その1曲目の収録曲です。

そんなことになっているのですよ!
ぜひ皆さんもまだまだ間に合う筈ですので、抽選にはなりますが高中武道館ライブに行きましょう!
なんとか抽選に当たってほしい!
思い出よ、青春よ、再び!

というような訳でありまして、今回はアルバム「虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS」の中から、
一番お気に入りの曲で、まさに高中サウンドの真骨頂である『SOON』聴きながらお別れです。
では、11月20日は武道館で僕と握手!

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