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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第93回

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コロナの贖罪

コロナのおかげで随分と物事が変わりました。

とにかく飲食店は大ダメージでしたし、まだその余波の中にあります。
同じく、最悪なダメージをライブハウスも受けました。
仕方ないです。仕方ないのですが、難しい問題であります。

4月の陽性者数200超えの時の検体数は200/300位で、最近のピーク数である224人の日は224/3000だったそうです。
だからって安心安全なわけではありません。4月だって3000人検査していたら何%の感染率だったか分からないですよね。
圧倒的に率は減った筈ですし、検体のランダム性の問題でもあります。

可能性の高い人だけを検査してればねえ、それはそんな結果になります。
もちろん、病床数のことなど理解した上でお話ししているつもりです。
だから、誰がどうのとかいう話でありません。
ただただ、想像していなかった事態に、どう納得して順応するか、割り切れるはずはないけど割り切ろうとするか。
問題ですねえ。

みなさん、自宅で過ごしていた時どんなだったのでしょうね?

どうしたって、自分だけが家に閉じこもっているような気持になりました。
何にも手につかなかったしね。やる気がないのではなく、やる気にならなかった時期です。

それでも、街に人がいなくなっていましたが、会社で仕事をしていた人も沢山いました。
以前のような感じでは仕事になりにくかったのは当然ですが、それでも会社に行って仕事をしてましたよね。

自分は週に一度、会社のミーティングに行っていました。その他は必要な用事や作業がなければ行っておりませんでした。
でもスタッフの顔を見るだけでも安心した気持ちになりました。

あと週に一度、だいたい毎週決まった曜日の決まった時間(17時でした)に、業界仲間が集合して情報交換という名の懇親会的な時間を設けておりました。
それくらいなければ我々は精神的にやられちゃう種族なのです。
いつも決まったお店に集合して、2時間ほど色々な話をしながら早めの時間に軽いご飯みたいな感じで。
お店は20時には閉店してましたからね。その当時の行政が推奨しているルールにのっとって過ごしていましたよ。

それ以外に、毎週1度スタジオで作業をしておりました。
お馴染のレコーディングスタジオで、ちくちくした細かい作業をしておりました。
簡単に言うとコロナ明けの為の準備ですね。
お昼から始めて、大体夕方17時くらいにはその日の作業を終了します。

そこからスーパーに買出しに行って、スタッフ3名と自分の4人分の夕食大会(大会みたいになるので)のメニューをイメージしながら、お酒などの飲み物も多量に購入します。
エンジニア君が調理アシスタントに早変わりして、スタジオの2階にあるリビングダイニングのキッチンで料理が始まるのです。

そのメニューは多岐にわたりました。
大量きのことキャベツ炒め、鰯とソーセージのアラビアータ、サーモンカルパッチョサラダ、サイコロステーキ焼肉風、
生ハムとちくわのサラダ、豚の生姜焼き、エビの手作りホワイトソースパスタ、出汁巻き卵、定番山芋の浅漬け、
豚の卵とじ和え、たっぷりもやしのホタテ塩焼きそば、和風ステーキ、アボカドのBBQチーズハンバーグ、エスニック風サラダ、
スパニッシュ風オムレツ、あっさり出汁の豚野菜鍋、じゃがバター、土鍋ビーフシチュー、エビのペペロンチーノ、その他。

覚えているのでこんな感じで、スタジオのボスが「これで作って」と、メニュー外素材を持ってきたりして。
面白可笑しくアレンジして、素材をぶち込んでおりました。

気が付けば6週間もおさんどんをやっておりましたね!
いやいや、お母さんは本当に大変だと思います。
でも一生懸命美味しいものを作ろうとする作業は正にクリエイティブで、最強に楽しかったですね。

与えられた環境の中で立ち回らないといけないので、時間、道具、素材、予算を考えて作るのはなかなか大変なのです。
なんせ男性4人となると、なかなかにわんぱくに食べるし好みもあるので、フラットに美味しいものを考えないといけませんし。
浅漬けだけで3回仕込んだかな、結構大量に。それでも次回に行くとすっかりなくなってました。
まだ腕は鈍ってなかったので良かった。

人に会うという事で、どれだけ支えられているかが分かります。
そういう有難味を改めて感じられたのは、自粛期間がくれたものですね。

また、週1懇親会の会場だったお店の方には、自粛期間に一番来てくれたお客さんと言ってくれました。
その時は昼過ぎにお店を開けて20時までの営業をされていました。
自粛前までは人人人であまり歩きたくない(正直)通りにあるお店なのですが、その期間は通りにも本当に人がいなかったなぁ。
確かにお店さんの来店客数は厳しかったと思います。

自粛明けに行ったらソーシャルディスタンスですが、自粛期間と比較したらはるかに大勢のお客さんが来店しておりました。
やっぱりお店だってお客さんがいるからこその良さがあるのです。

本当にそのお店が美味しくてね、すっかりはまってしまって、ちょくちょく行かせてもらっております。
なんと自粛期間に入る寸前に初めて行ったお店で、何か運命的な感じがしました。
週に一度そのお店に行って同業者さんたちと情報交換をするのは楽しみになっていましたから。

なんだかんだミーティングや懇親会は、こちらの業界では大切なコミュニケーション手段なのです。
またそれも、つくづく感じる期間となりました。

その中でも、美味しいものを食べるという事は、とても大切な時間なのだと思います。
そこで共感する事、とても共有しやすい手段だからこそ、食べる、飲む、という事は人にとって切っても切り離せない行為なのです。

それでは、美味しいご飯と、飲み物(例えばお酒)にあう一曲を。
暖かい雰囲気、楽しい笑顔、美味しい料理、美味しいお酒、そんなイメージに似合う名曲は…。
RCサクセションで『よごれた顔でこんにちは』。

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