『ナイトメアなおはなし』
どうもよろしくないですね。
寝落ち確率が上がり、夜明けに布団に入って再び眠る。
当然のように浅い眠りで寝起きもよろしくない。
こんなことの繰り返しです。
早く寝るというか、早くフトンに入るのがどうもへたくそで。
夜はだらだらとテレビなどを観ながらのんびり飲んでいます。
毎日、同じ行動をすること、いわゆるルーチンを守るというのは良いことだそうで。
とはいえ変化のない時間の過ごし方に、刺激も欲しくなってしまいます。
そんな事を考えてもおらずに、布団に潜り込んで眠りました。
ぐっすり眠れず、寝苦しさを感じていました。
トイレに行き、水を飲んで再度眠りに。
そしてそこで見た夢のお話です。
はるか昔に亡くなってしまった親友がいて、車でその場所から帰ろうとしています。
彼の連れで2名コンビの女子がいて、早くしようと言ってもなかなか帰る態勢に入ってくれません。
だんだんイラついてきて早くしようと何度も言うのですが準備が出来ません。
その車の向こう側にある店を覗くと、旧友たちが4人ほどそこに到着したばかりで食事をしようという事になりました。
友人たちに「ゴルフの帰り」かと聞くと、これだよと言って袋を出し中身を見せます。
中には銃が入っていて「サバに行ったんだ」との事。
そこにいても早く帰りたくて仕方がありません。
気持ちが落ち着かないのです。
するとその店と別の部屋が繋がっているのかは分かりませんが、場面が変わります。
そこに知らせが入ります、誰かの行方が分からないと。
それに関して自分は知らないふりをします。
周りに数人の人がいて、本当に知らないのかという疑問を抱いているように感じます。
頭の隅でその行方が分からない人を自分が殺してしまった、そんな場面がフラッシュバックするのです。
だとするとそれがばれないようにしないといけない、そのように判断してしらばっくれます。
しかし、ばれないように芝居する緊張感でハラハラいたします。
また一人行方が分からない人がいると連絡が入ります。
それに関しても自分が関知していると気付きます。
だんだんと包囲されているような焦燥感がつのります。
部屋の奥にあるテーブルに自分のライターが置いてあったのでそれを取ろうとします。
手に取ったのはなぜかその隣にあったアクセサリー。
それに触っていけないと思いながら取ってしまったのです。
その様子をまじまじと見ていた男がいます。
不審な行動と思われないように部屋の外のテラス席に進み、一番奥にいる店のマネージャーの少女にアクセサリーを渡します。
マネージャーは「これは誰それの物ね」と言って受け取ります。
偶然見つけたことを装いながらも、その持ち主も殺してしまった事に気付くのです。
行方不明者の話を聴くたび何度かフラッシュバックが起き、殺害してしまった(事故など)瞬間の記憶が蘇ります。
複数人を手にかけてしまったようです。
そこにいる人達全員が自分に嫌疑をかけており、疑いの眼差しを向けています。
早くここから逃げ出したいのですが、逃げ出すことも出来ず、事件と無関係を装い続けます。
この後、いったいどうなるのか…
といったところで起きました。
時折起こるフラッシュバック。
この場面はどこかで観た事のある演出で、映画かドラマで馴染んでいる場面でした。
夢を見ながらも脈拍が上がったり焦りや焦燥感もしっかりと感じでいました。
この夢を見ながら2度起きて再び眠ったのですが、そのまま夢の続きを見続けました。
こんなことがあるんだと、目覚めるたびに奇妙な感覚に襲われました。
とにかくどうにも自分が人を殺めたようで、逃れられずに多くの人たちに包囲されていく恐怖感。
逃れようがなくなっていく焦燥感。
目覚めた時の夢と現実の狭間な感覚、これが全くもってけったいな感覚なのでした。
何故このようなストーリーを見たのか、想像したのか。
原因は全く分かりませんが、様々な情報や音声、見たばかりの記憶などが交錯し生みだした訳です。
とても恐ろしい話でしたが、自分がやっていないのではなく、やってしまった事に蓋をしようとする行為。
これは正に自分の中にある本性なのかもしれないと認めると、なんともズルくて怖いお話であります。
年末には見たくない夢でした。
今のうちに見ておいて良かったのかも。
なんとも嫌な展開の内容でした。
怖すぎて記憶から抜けそうにないので、ここに吐き出してスッキリしようと急遽思いました。
夢占いとかはいりません。
あ~怖かった!
さて、こんな怖いストーリーにより沿うような曲はと考えると…
Gun N’ Rosesの「Don’t Cry」
これしか思いつきません。
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