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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第29回

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「クリスマスのお薦めは?」

クリスマスが近づいてくると、この年になっても年末のせわしなさと共に、どこか落ち着かないようなワクワク感がありますね。

最近では夕方4時過ぎに空は暗くなり出して、夜がやって来るのが早くなってきました。
気温も一気に寒くなり、いよいよ冬のアウターの出番がやってきました。
各所でクリスマスのイルミネーションが点灯し出し、大きなツリーがきらめき出しました。

若い方は知らないかもしれませんが、昔のJR東海のCMでクリスマスの恋人をテーマにした作品がありました。
CM音楽は山下達郎さんの名曲「クリスマス・イブ」を使用したクリスマス・エクスプレスのシリーズです。
離れていた恋人と駅で再会するシーンを描いた、人気のCMシリーズでした。
1988年から5年ほど続けて制作され、今観ても心にジーンとくる作品たちです。
このCMのおかげで、アルバム収録曲だった「クリスマス・イブ」が一躍脚光を浴び、クリスマスの定番ソングになりました。

クリスマスをテーマにした曲は多々ありますが、世間で定番化されたものをいくつかピックアップしてみましょう。
先ずはマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」明るくポップな雰囲気が人気の決め手です。
日本ではバラードや静かな雰囲気の曲が好まれる中、アメリカ的、陽気なクリスマスソングになっています。
ソウルやゴスペル、ドゥーアップなど、お祭り感のあるクリスマスソングはやはりアメリカが中心なのですね。

イギリスのミュージシャンを中心にクリスマスの意味を考え、困っている人に施しをしようというテーマで作られたのが名曲「Do they Know it’s Christmas」
Band Aidと言う名前で著名なミュージシャンが善意で集まって制作されたその曲は、当時の音楽シーンにあったレーベルの壁を破った話題であり問題作でした。
それだけ凄いミュージシャンの集合体なのです。ぜひ調べてみて下さい。
曲も素晴らしい仕上がりで、突然発表、発売されたときの衝撃は物凄かったです。

そのメンバーの一人でもあるWham!の「ラストクリスマス」も名曲の定番ソングです。
洋楽ミュージックビデオ全盛期の作品なので憶えている方も多いと思いますが、マネをしたくても出来ない素敵なクリスマスの雰囲気に憧れました。

そして、何と言っても忘れてならないのはジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」ですね。
平和の祈りを込めたもう一つのクリスマスの奇跡を願った曲です。
コーラスで繰り返される「War is over」は多くの人々の心にクリスマスにこそ願いが叶うと伝えたのです。

邦楽に戻しますと、MVがとても素晴らしかったMISIAの「Everything」
曲も歌詞も歌もどれをとっても素晴らしい楽曲です。
そしてサザンオールスターズの「CHRISTMAS TIME FOREVER」
サザンのクリスマス曲としては最高作だと思います。
やはりまだこの当時は桑田さんのメッセージ性が色濃く出ていて、これもハートに響く大好きな曲になっています。

Yumingは冬曲やクリスマス曲の宝庫であるので、どれをもってして最高とはいい難いです。
時代の曲として映画「私をスキーに連れてって」で、中盤の志賀高原から万座まで夜の山道をカローラIIで走るバックに流れた「A HAPPY NEW YEAR」でしょうか。
挨拶としてメリークリスマスとハッピーニューイヤーはセットですので、あえてこの曲を推薦させていただきます。
ぜひこのシーンは邦画史に残る名場面ですので、ご覧になっていただきたいですね。

渡辺美里さんの「クリスマスまで待てない」も印象的な秀作です。この時期、聴きたくなります。
そして佐野元春さんの「CHRISTMAS TIME IN BLUE」でしょうか。
こちらはクリスマスソングとしては一味違う、元春節の効いた楽曲です。
リズムは裏打ちのレゲエ的なラインをベースに、若干ハッピークリスマスにインスパイアされた歌詞の雰囲気なのです。
それが正に元春節の真骨頂なんですね。

最近の楽曲とは乖離したセレクトになりましたでしょうか。
80年代を中心にセレクトしてみました。
この辺の曲を聴いていると、色々と忘れていた記憶がよみがえってまいります。

今年のクリスマスはどんな曲が街を飾るのでしょうか、そんな事も楽しみの一つであります。
あと一ヶ月、楽しいクリスマスになりますように。

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