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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第90回

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『5月23日にあたって』

5月23日は私がプロデュースしているグループ「STELLABEATS」の6周年の記念日です。

一口に6年と言っても、それなりの歴史がある訳ですね。
6年と言えば小学校に入った方なら6年生になっている訳です。
ピカピカの1年生だった方が、卒業年である最上級生の6年生になったのですね。
中学1年生だったとしたら、中学を卒業〜高校に入学そして高校3年生、これまた卒業年の最上級になる年月です。

6年という期間において「STELLABEATS」にも様々な出来事がありました。
その出来事を彩ったのは、その時々に活躍してくれたメンバー達です。

もし1年を1期と呼ぶならば今は6期目になります。
スターティングのメンバーから時々に新メンバーを加え、常に新たな試みに取り組みながら前進してまいりました。

6年は長いのか短いのか、それは感覚的なもの、主観的なものであります。
自分としては、時間と共に正しい月日が動いております。
メンバー達は常に「早かった〜」とか「長かった〜」などと、時間と等倍以上に動いていた感覚でしょう。
彼女達にとっては多感な激動の時期な訳で、あっという間の事ばかりの日々だったのだと思います。

ライブや放送をなどをしても、常に出てくる定石なセリフが「早かったね〜」でした。
それは体現している感覚的とスピードが、経験と実績と相まって早く感じているという事です。
いつでも物事を体験をする時間や時期それを感じられる瞬間を、新しい経験として重ねていたのかと思います。
若さはやはり美徳ですから、それを単純化して咀嚼してみた結果が「早かったね〜」なのでありましょう。

体験や体感は受動的なものですが、それを記憶として変換できる事柄はきっとそんなに多くはないと思います。
断片的な記憶であっても、鮮明にインプットされているものがきわめてわずかに残る思い出かもしれません。

6年間にあった出来事を全て思い出す事は出来ませんし、ここ1年の事ですら曖昧なままの記憶でしかありません。
メンバーは16歳からの10年間の間にグループに所属しております。
正に青春真っただ中です。その青春という時間の中でどのようにメンバーとして過ごしたのか。
その活動をどのような感想の元で消化していったのかは、各自の心のあり方次第であります。

STELLABEATSメンバーは年齢や長さなど違えど、等しく、愛しく、かけがえのない財産であります。
なぜならSTELLABEATSは関わってきた人たちの集合体なのであり、
思い出だけでなく、関わった人の全てがその証人であり、そのパーツの集合体であるからです。
『STELLABEATS』とは、ある瞬間の心のあり方の象徴であり、その人そのものなのでもあります。

それは、グループを支えてくれているオーディエンスにとっても同義であります。
そうして、これからもグループは続いてまいります。

進化は常に起こり、進歩を望まれながら進み続けます。
正しい結果が何なのかは分かる事はありませんが、それに向かって進んでいくのであります。

それをどのように思って貰えるかは「STELLABEATS」を見守ってくれるみなさんにお預けいたします。
それなりに長いお付き合いになっているかと思いますが、飽くることなく見守って貰えることを切に願います。

7年目に入るこの時期が、昨今のような感じになるとは思ってもおりませんでした。
今年の元日、初詣に行った時には予感のかけらもありませんでした。

しかし、辛い事にはいつか終わりがやってきます。
その時、STELLABEATSに関わる全ての人に幸せが訪れますように。
一日も早く日常がみなさんに戻りますように。
共に願い、これからを過ごして参りましょう。

6周年、ありがとうございました。

この日を記念して「STELLABEATS」の一番最初の曲をお届けいたします。
本日よりサブスクリプションやDLサイトで、最新のヴァージョンが配信になりました。
新体制のSTELLABEATSで「この恋はとまらない」
配信サイト https://linkco.re/Eb9baDZS

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