暗室の文化はなくしちゃいけないと思う
みなさんこんにちは。
イメージングディレクター/フォトグラファーの芳田賢明(よしだ たかあき)です。
ラジオのレギュラー番組だと思っていろいろ書いてみる、連載「memorygram」第44回です。
コマーシャルとアートのはざまで葛藤する毎日ですが、京都に来ています。
本当なら2年前には来ていたはずなんですが、コロナでずっと叶わず、ようやくです。
関西方面は結構ご縁があって、京都や奈良はよく来ているのですが、今回は本当久しぶりという感じ。
新幹線からしてもう久しぶりで、「新幹線ってこんなに爆音でこんなに揺れたっけ?」と。笑
多少空いてるかと思ったら全然でした。最近はもうほとんど人出が戻った感じですね。
京都タワー、鴨川、烏丸線の接近音。あー来たなぁって感じ。
路地の街並みもなんだか落ち着くというか、ソワソワしないというか、知らない街に来ている感じがしないんですよね。
そして関西に来ないと見られない、朝の斎藤真美アナウンサー。いつ見ても素敵。
そして京阪電車もかわいい。カラーリングなのかフォルムなのか、なんか好きなんです。
とはいえ、ゆっくりできる時間はなく、この連載もスマホでなんとか打っている状態。
来月に入れば少し余裕が出てくるはず…と毎月言っている気がします。
そう、今日は初めて天下一品を食べました。こってりが自分に合うか心配でしたが、うまいですねあれは。
初めてが本店でよかったです。東京でもまた行きたい。
しかし、本当に毎日写真のことしか考えていないのに、全く写真を撮れていない。
というか、写真を撮るためには写真のことなんて考えちゃいけないんじゃないかと気づき始めるこの頃。
10年ぶりくらいに暗室に入りましたが、暗く静かな部屋で作品のことを考えるというのは、自分と向き合うということなんだなと。
デジタル制作だとしても、定期的にそういう時間を作った方がいいのかもしれません。
やっぱりそこには、画面を操作することとは根本的に違う何かがある。
明日も朝から京阪電車で行ってきます。
ちなみにまだ膝は完治していません。
【プロフィール】
芳田 賢明(よしだ たかあき)
イメージングディレクター/フォトグラファー。
「クオリティの高い撮影・RAW現像で、良い写真を楽につくる」をテーマに写真制作ディレクションを行っている。撮影ではポートレートや舞台裏のオフショット撮影を得意とする。
Webサイト…https://atmai.net/
Instagram…https://www.instagram.com/takaaki_yoshida_/
芳田賢明 著、プロカメラマンに向けた[仕事に即役立つ本]
「誰も教えてくれなかった デジタル時代の写真づくり」
好評発売中
(ヨドバシ・ドット・コム)
https://www.yodobashi.com/product/100000009003153309/
(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870852349/
(honto)
https://honto.jp/netstore/pd-book_29714615.html
この記事へのコメントはありません。