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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第123回

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「日曜の朝に想うことは…」

以前は友人たちと、よく旅行に行きました。
よく行ったのは伊豆方面が多かったので、ある時「行ったことのない温泉に行ってみよう」という事になりました。

そこで選ばれた場所が伊香保でした。
群馬県を目的地として向かうのは二回目。
草津温泉に行った時、以来になります。
この時も温泉がメインディッシュで、屋上にある露天風呂が自慢の旅館に行きました。

その際に観光で立ち寄ったのが伊香保グリーン牧場。
牧場というところに行く機会がなかったので、ぜひとも広い牧場体験をしてみたかったのです。

平日に行ったので牧場の人出は少なく、牧羊犬が羊の大軍を誘導するシープドッグショーやお馬さんとの触れ合いなど、
非日常的な事や自然満載の時間と空間をエンジョイすることが出来ました。
さらにその時に出会ったのが、隣接しているハラミュージアムアーク(現:原美術館ARC)です。
現代美術やポップアートなどを中心に構成された美しい美術館です。

牧場の広い敷地をぐるっと一周した後にたどり着いたのですが、正直牧場は広かった。
一周歩くだけでもかなりの距離です。
その後にたどり着いたので、ゆっくり鑑賞しきれなかったです、疲れちゃって。
こんなに素晴らしい施設があることを認識していたら、ここを目標に来たかったです。油断していました。

美術館の敷地の中には、このような敷地でなければ展示できない大型の作品が多数ありました。
夕暮れが近づいてきた空間に少し冷えた空気が下りてきて、何とも言えない雰囲気が素晴らしかったです。
そこにアンディウォーホルのキャンベルスープ缶の大型オブジェがありました。
このオブジェに非常なる感動を覚えたのでした。

現代アートやポップアートは苦手だと思っていたのですが、この時からスイッチが入り現代美術に開眼いたしました。
美術館に行った時も現代美術の作品をじっくりと鑑賞するようになりました。

同じメンバーで北海道旅行に行った時も、モエレ沼公園にみんなで行ったりしましたね。
あれ以来メンバーも美術空間などに興味が湧いたようです。

その後、アンディウォーホルのキャンベルスープの作品が気になって仕方がなくなりました。
Sunday B Morningが手掛けたキャンベルシリーズのシルクスクリーンを見かける機会がありました。
やはり作品を意識するようになったことから、よく見かけたりするようになるものなのですね。

この片思い状態が何年も続くわけなのです。
そうして時が流れ、もうここまで我慢を続けてきた訳であるので、そろそろ解放しても良いでしょう!
そろそろ、こいつに手を出してもいいでしょう。
長かった片思いが十分な年月を経過し、この思いは本物であると自分なりに確かめることが出来ました。

もうそろそろ成就させても良いかなと、自分なりの結論が出せました。
いよいよ今度はよいモノをゲットするために情熱をかけて取り組みました。
そうして、やっと『BEEF』Verを手に入れました。

購入してからは飾ったりしまったりしながら、作品と共に時間を過ごしております。
東京に引っ越してからはずっとしまったままだったのですが、ある計画を立てました。

最近、この作品をオマージュした作品をリリースしている若手のアーティストがいます。
NYのストリートアートの作家であり、現代的な作風と展開をしており、若者ならでは感性で活動しています。

割と気に入ったので、その作家の作品を吟味して購入しました。
それがアンディのキャンベルスープをオマージュした作品たちなのです。

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フレームに入れてレイアウトし、そうしてキャンベルスープコーナーを完成させました。
気に入った作品が揃う喜びはなかなかに嬉しいものです。

ただ買って並べたのとはちょっと気持ち的にも違います。
ゲットするまでのプロセスと、コーナーにセットするまでのイメージとプロセスが面白くて。

毎日、眺めたり目に入ってくるものなので、より気に入ったものでなければすぐに飽きちゃいますね。
心を豊かに支えてくれるアートが生活に絡まっていることが、日々を楽しくしてくれています。
きっかけがどこに転がっているか分かりませんが、出会う楽しさに気づけると時間はかかっても、その楽しさが継続出来るのです。

今回はポップアートとの出会いと付き合いに関したお話をいたしました。

それでは、もう言わずもがなですがこの曲でお別れです。
本日ラストにお届けするのは The Velvet Underground, Nicoで『Sunday Morning』。

https://www.youtube.com/watch?v=Xhbyj8pqUao

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