Professional

【連載】大石孝次の「音楽な日常」第121回

titleimg2

『指定生存者って…』

以前からちょっと気になっていたドラマがあります。
たまたまその番組のオープニングダイジェストをチラ観したのですが、アメリカ合衆国連邦議事堂が爆破されるという、

映画インディペンデンスデイで宇宙船からの攻撃でホワイトハウスが爆破されるシーン以来の衝撃でした。
ちょっとちょっと、これはやばいでしょ。

いったいどんな話なのか想像も出来ませんが、これを観だしちゃったら止めれられなくなる匂いがプンプン。
そう思い、触らないようにしておりました。

がっ、どうにも気になってしまうのね。
映画やドラマなど、観たいと思ってもすぐにパッとは観ない性格だったりします。
逆に見たくてしようがない作品ランクAの作品に関しては、速攻で観に行っちゃいます。

なかなかそのランク付けがあやふやな定義なので説明しにくいのですが、感情的に盛り上がった作品ですかね。
粘着的な興味や志向が働いた作品と言いますか、執念や怨念に縛られたものとか。

余談ですが唯一、全て公開直後及び先行上映で観た作品はスターウォーズシリーズのみです。
帝国の逆襲の公開時は先行オールナイト上映が行われ、18歳未満は入場出来ませんでしたが、
見た目にサバを読めた筆者は大人に紛れて金曜日の夜に劇場に行きました(もう時効です)
今、映画は完全入れ替え指定席のシネコンがほとんどですが、当時は入れ替え制の作品はほとんどありませんでした。
指定席や優待席がある劇場は一部でしたね。横浜では今は無きピカデリーくらいしかありませんでした。
そんな事情で同じ作品を繰り返して鑑賞することが出来ました。
封切館で二本立てが当たり前に公開されていましたが、今はそういうこともなくなりました。
夏休み時期のアイドル主演映画(ジャニーズや男性アイドルと女性アイドルもの)は男女向けに一本づつの上映になっていました。
なのでクラスの男の子と女の子がグループとかで一緒に映画を観に行くきっかけになってもいましたね。
一回数人で観に行ったことあったな~。
以上、余談でした。

そんな訳で観たいけど観ないでおくリストとかも沢山あったりしていますが、
観たい状況やタイミングが揃わないと観ないで我慢しちゃうことがしばしばあります。
そんな作品が割とたくさんある中においても、そのドラマの冒頭のシーンは衝撃過ぎて気になる!
1週間くらい寝かせておいたのですが、珍しく我慢の限界を迎えてしまいました~!
その作品の名前は『サバイバー 運命の大統領』というシリーズです。
NETFLIXで観られます。

でっ、観始めてしまったのでありますね。
飲み物などをしっかり準備して、ワクワク感を持ちながらスタートいたしました。

真面目にヤバい作品です。
本当に怖い漫画みたいなお話。
ありえません。

主演はキーファー・サザーランド。『24』のジャック・バウアーです。
ドラマ吹替はジャックと同じく小山力也さんなので、超気持ちがシンクロしやすいのです。

キーファー・サザーランドを最初に知ったのは映画『ヤングガン』
ちょっと曲がった性格だけどカッコイイ、ドク・スカーロック役でした。
エミリオ・エステべスがアウトサイダー以来で主演と言うことで期待した作品です。
しかもサウンドトラックはボンジョビと言う鳴り物入りの西部劇。
映画も面白かったしキーファーはカッコよかった。

その後が『24』だったので、随分と時間は経っておりましたが、すごい役をこなすトップアクターになりました。
そして今回の『サバイバー』。
確実に時間は経過しました。経過した感が強く出されているんだとも思います。
やはり『24』の印象が強すぎる人になっちゃいましたからね。
でも着実に年齢を重ねているのは分かります。
そして同じくテレビシリーズだし、観る側も気持ちを整えて観なければなりませんね。

この作品の原題は「designated survivor」この意味を調べると「指定生存者」となります。
ぜひその意味を調べてみてください。
まさにそれそのものがこの作品の内容に直結する訳です。

いや~はまりました。
久々にドラマどはまりですよ。
1話42分位でシリーズ化されています。
1シーズンは21話。2シーズンは22話。ここまでを1週間で観ちゃいました。
今は3シーズンに突入しております。

1シーズンは議事堂爆破事件に関わるストーリー。これ一気に観ちゃいますよ。
続きが気になりすぎます。そしていちいち悪いことばかり起きまくる。
安心できる精神状態ではなくなりました。
おかげさまで毎日なんだか不安を抱えて生活している状態ですよ。
寝てもなんだか不穏な夢ばかり見るようになりました。
完全に脳内汚染されてます。

2シーズン目からは、大統領とその周りに巻き起こる日々の難問が描かれます。
2016年~2019年までに制作されたドラマですが、これがその後の世界を予言するかのような話ばかり。
特筆すべきは、スパイの暗躍、サイバーテロ、新型インフルエンザの急発生、アフガニスタン紛争など、
今まさに起きている事件や事象を予言しているような内容。
誰もが予想できるその先の未来に対する警告のようなシナリオが満載なのです。
怖いですね。

テレビシリーズを一気見することはしばしばありますが、今回は過去最大級のスピードで進行いたしました。
並行して全然別のものですが、シリーズの小説本も読んでいたりするので(こちらも悩んじゃうようなお話)頭の中は混乱しております。
今は自分の為に人のことで頭を悩まして、脳トレをする時期なんでしょうね。
ありますよね、そういうタイミング。

と言うことで、ドラマのラストシーズンの続きを最後まで楽しみたいと思います。
ぜひ興味を持った方は「サバイバー」をご覧いただき、一緒に語り合いましょう!

さあ、今回のお話に似合う曲を聴きながらお別れしたいのですが、何がいいかな~。
このドラマに似合う内容の曲にしましょう。
ジャーニーの永遠の名曲です『Don’t Stop Believin’』

関連記事

  1. title_yo 【連載】芳田賢明「memorygram」第53回
  2. 大メインカット前 【ライブレポ】2017年ブレイク待ったなし!26時のマスカレイド…
  3. IMG_3929re 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第34回
  4. _DSC0285_t 【ライブレポ】Stella☆Beats 3周年記念ライブ。これま…
  5. _DSC4204 【フォトレポ】改名後初のシングルをリリースするJewel☆Nei…
  6. titleimg2 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第51回
  7. titleimg2 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第102回
  8. _D554642 カラオケ好き青年からアーティストへ。静岡を中心に活動するシンガー…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. XANVALA_0424
  2. misui_9975
  3. P3
  4. title_yo
  5. LINE_ALBUM_516用画像_230519_1

特集記事

  1. 70.(XANVALA)から、Λ(ファン)たちへ向けたメッセージが到着!! 繧、繝ウ繧ソ繝偵y繝・繝シYuhma
  2. Siriusは、夜空で一番明るく輝く星と言われています。私たちも、その名前に羞じないバンドになりたくて、Siriusと命名しました。いつかSiriusが一番のガールズメタルバンドだと言われるくらい、みんなが燃えるバンドになれたらなと思っています。 Sirius集合
  3. 涙を隠した笑顔が、興奮という思いで胸を掻きむしった、 コンビニ推進アイドル(仮)、第一部ラスト公演。 IMG_5575
  4. ぶっトび!パンデミックから超鉄板曲のサブスク解禁!メンバー生誕公演の解禁も! ぶっトび!パンデミック
  5. 元CRAZE二代目ヴォーカリストの緒方豊和。16年ぶりに自身のバンドTUBTRACKの音源を発売!! 「この5曲を一つの流れを持って響くことで生まれる(心揺さぶる)ドラマをぜひ感じてほしい」と語る、今の時代に突きつけた胸を揺さぶるメッセージとは…。 TUBTRACK 

スポンサーリンク

Push!!

  1. 70.(XANVALA)から、Λ(ファン)たちへ向けたメッセージが到着!! 繧、繝ウ繧ソ繝偵y繝・繝シYuhma
  2. Siriusは、夜空で一番明るく輝く星と言われています。私たちも、その名前に羞じないバンドになりたくて、Siriusと命名しました。いつかSiriusが一番のガールズメタルバンドだと言われるくらい、みんなが燃えるバンドになれたらなと思っています。 Sirius集合
  3. 涙を隠した笑顔が、興奮という思いで胸を掻きむしった、 コンビニ推進アイドル(仮)、第一部ラスト公演。 IMG_5575
  4. ぶっトび!パンデミックから超鉄板曲のサブスク解禁!メンバー生誕公演の解禁も! ぶっトび!パンデミック
  5. 元CRAZE二代目ヴォーカリストの緒方豊和。16年ぶりに自身のバンドTUBTRACKの音源を発売!! 「この5曲を一つの流れを持って響くことで生まれる(心揺さぶる)ドラマをぜひ感じてほしい」と語る、今の時代に突きつけた胸を揺さぶるメッセージとは…。 TUBTRACK 

New Comer

XT040192 SAY-LA、東名阪ツアー、ファイナル公演レポート!!

 4月よりスタート、SAY-LAの東名阪ワンマンツアー「東名阪SPRING ONE MAN TOUR…

AC0I7218 新生Empressが描いた生まれ変わった明日の景色は、まさにキラキラと希望という輝きを放っていた。彼女たちがこれからどんな明日の地図を描きだすのか。その景色を一緒に見たくなる始まりが、そこには生まれていた。

新体制第一弾柵となったシングル『Rebuild』を手に,Empressが初となる全曲披露ワンマン公演…

S__44957714 XANVALAのライブには、”ざんばら”と乱れ舞う無数の髪が波打つ景色がとても似合う。XANVALA、3周年公演でついに声出し解禁!!

結成から丸3年。1月31日にXANVALAは、渋谷clubasiaを舞台に、ワンマン公演「XANVA…

PAGE TOP