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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第12回

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『ホルモンと大都会 Part.2』

仕事で行った錦糸町。
なかなか近いのに来られない、気持ち的な距離があるのは、帰り道を考えると離れてしまうところにあるのかも。

渋谷新宿方面に行ったとしても帰り道からは離れていっているのですが、錦糸町は新宿へ行ったとしたら反対側に離れていく方面なのです。
日頃からよく行く新宿方面と比べると、いわゆる江戸の下町方面である浅草、両国方面は、行く機会が少ないのです。
そんなことから、錦糸町に行くのは楽しみなところがあるのです。

あまり多く行ったことはありませんが、裏通りをちょっと歩いてみたら、なかなかに魅力的な香りを醸し出しているお店が沢山あります。
ゆっくり散策をしたいものだと思っていたので、時間はありませんが仕事も終わったので、ちょっとだけそんな景色の中に溶け込んでみることに。

現場でメンバーと解散し、スタッフとともにあてずっぽうで歩いてみましたが、モノの数分で良さげなお店に出会いました。
お店の前で七輪で炭を熾しながら「今ならすぐに入れますよ!」とご店主に声をかけられ、それ魅力!っという事で早速中に入りました。
クラシックスタイルのホルモン屋さんです。

早くもお店にはお客さんが結構います。
横に長いテーブルは二組が並んで座ります。狭いスペースに譲り合って入るのは下町スタイルですね。

先ずはお仕事お疲れさまとビールで乾杯。
は〜〜〜ぁ、しみるねぇ。
ホルモンの盛り合わせと、肉の盛り合わせがお勧めだったので素直に選択。
七輪に炭が詰まったものが目の前に運ばれます。
そして氷が積まれたお皿が。火が燃えだしたら氷で消火するためのモノです。
炭はなかなかに強力な火力で赤々と輝いております。

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最初にホルモンが運ばれてきました。
3種のホルモンが盛り合わされた、なかなかに迫力の面構えです。
早速、七輪に載せますとすぐさま炭の熱に反応し、その身から捻出しだす燃え滾る沸々とした脂が滴り落ちます。
その透明な液体が炭にはぜると煙と共に炎を発生させます。
すかさず四角い氷を炎の上に置き、ジュワ〜〜〜っと音と水煙があがります。
まさに丸い七輪の上は煙と炎と熱のオンステージと化していきます。

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熱さに身を焦がし、ふやけた体を固く身を縮めるかのようなホルモンたち。
素早く各員の取り皿にアツアツを取り分け、各自口の中に放り込みます。
「あふあふあふあふ」「ふわふわっ」などと擬音を発しながら、アツアツのホルモンを口の中で溶かしていきます。
そして冷えた飲み物をぐ〜〜〜〜っと流し込んで口の中をリフレッシュして、すぐに次のラウンドになだれ込みます。

ホルモンのラウンドが終了すると肉のラウンドに突入。
カルビやロースも美味いのですが、こちらに分類されたホルモン「ハラミ」がダントツに美味かったのです。

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肉も激しく摂取したあと、ホッピーやモヒートなどにドリンクを各自変更し、追加ラウンドに入ります。
ハラミやおっぱいなどを追加して、一歩踏み込んだホルモンワールドにどっぷりつかってみました。

気が付けば、店内は予約のお客さんもやってきて、満員御礼パンパン状態になっていました。
そうか「今なら入れるよ」の声に耳を傾けて正解だったのでした。
どうやら佇まいからして渋いお店でしたが、味も雰囲気もなっかなかの人気店だったのです。

そうなのですね。
やはり美味そうな匂いには敏感でなければいけないのですね。
よかった。食べてよかったという気持ちになれるというのはなんとも好い心持ちなのです。

お店から外へ出てみると、冷え込んだ夜気が舞い降りてきました。
なんとなくセクシーな気分のホルモン下町の夜の元、耳の中に響いていたのは…

井上陽水『リバーサイド ホテル』でした。

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