Zf、予約した
みなさんこんにちは。
イメージングディレクター/フォトグラファーの芳田賢明(よしだ たかあき)です。
ラジオのレギュラー番組だと思っていろいろ書いてみる、連載「memorygram」第60回です。
2021年7月の連載第33回で、ニコンZfcをたぶん買うという話をしているのですが、実は買っていませんでした。
その大きな理由は、センサーがAPS-Cだから、でした。
基本的にはライカレンズで使っていくつもりだったので、画角が狭くなってしまうことと、レンズの周辺が生かせなくなってしまうことは、自分にとってはかなり大きなことでした。
あと、ボディがシルバーだからというのもありました。ブラックボディは今年出ましたけどね。
それから2年と少し、フルサイズのZfが登場。ついに来たか! という感じです。
ターゲットは若い女性ではなく、もう少し渋い感じのブランディングで、やや玄人をターゲットにした感じがします。
YouTuberに貸し出して次々と先行レビュー動画が上がったことも賛否を巻き起こしました。
発表当初はそこまで気にならなかったのですが、一度触っておこうということで新宿のニコンプラザへ。
Zfcで感じた好印象そのままに、ニコンのインターフェースには慣れているので、使いやすいなと感じました。
が、正直なところ、どんなに質感や感触が良いと言っても、ライカに慣れてしまっていると……です。
もちろん価格が全く違いますから、その基準でどうこう言うのはナンセンス。
ただそういうこともあり、そこで予約決定とはいきませんでした。
が、数日経ってもやはり気になるわけですね。
ライカレンズでいろいろ撮ってみたい、強化された動画機能でライカレンズを使ってみたい。
それにそもそも、諸事情により買っていたZ6IIをそろそろ手放そうとしていたのもあり、リプレースするには良いタイミングでもある。
Zfcで少し気になっていたボディカラーもブラックです。
というわけで、たぶん今までカメラを発売前に予約したことってなかったと思うんですが、予約を入れました。
発表から一足遅く予約しているので、発売日に入手できるかどうか。生産力に対してどのくらいオーダーが入っているんですかね。
デザインはFM2よりもF3に近いデザインと言われていますが、個人的にはグリップに縦の赤線を入れてほしかったなぁ。
まあ完全にそれだと懐古趣味ということでNGなのでしょうけど、純正のタッチアップキットはあってもいいんじゃないかと。笑
赤山シュウさんも自作されていましたね。さすがです。
撮影という行為や写真という文化と真剣に向き合う、その企業姿勢は製品に表れると思っています。
そういう企業や製品は応援したくなるものです。
【プロフィール】
芳田 賢明(よしだ たかあき)
イメージングディレクター/フォトグラファー。
「クオリティの高い撮影・RAW現像で、良い写真を楽につくる」をテーマに写真制作ディレクションを行っている。撮影ではポートレートや舞台裏のオフショット撮影を得意とする。
Webサイト…https://atmai.net/
Instagram…https://www.instagram.com/takaaki_yoshida_/
芳田賢明 著、プロカメラマンに向けた[仕事に即役立つ本]
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