Professional

【連載】大石孝次の「音楽な日常」第22回

titleimg2

夏真っ盛りです。

前にも書いたのですが、こんなに暑かった夏はありません。
正に異常気象です。
地球温暖化現象なのです。
フェーン現象と台風が一緒になっただけとか、簡単に思わないようにしましょう。
反対に局地的な異常寒波が冬に来ても、そんなこともある…とか簡単に結論付けないようにしましょう。

そんな日常の中、我々(Stella☆Beats)に北へのいざないが訪れました。
岩手県北上市で開催されるイベントへのお誘いです。
今年は東北地方に積極的に進んでいきたいと思っているさなか、願ってもないお誘いを受けました。

春には仙台に初遠征いたしました。
それに続き岩手県とはまたとないチャンスです。

それであれば、我々に出来ることは残さずやらせていただきたいと思い、北上市長様への表敬訪問をはじめ、北上市のショッピングセンターでの宣伝活動や、FM岩手さんの番組のゲスト出演など、イベントのPR活動を積極的に行わせていただきました。

今回のPR活動で、普段行っていることは違うことをさせて頂いたのですが、イベントを媒介して自分たちに出来る事をやらせて欲しいと提案しました。
普通に考えたら、市長様とお話しすることはありません。
せっかくの機会です、出来そうな事は迷わずトライしてみる作戦なのであります。

イベントのバックアップを北上市が行っていたコネクションを駆使して、市長様にはお時間をいただき、正式な段取りで面会させていただきました。

FM岩手では地元色満載のパーソナリティ「モコさん」の番組に出演。
地元に根付いたモコさんキャラクターにいじってもらいつつ、イベントの成功への熱い絆を感じさせていただける時間となりました。

その他にもイベントに関わるお店さんなどに伺って、小さな力ですがPRに協力させていただきました。

その一つ一つが、非日常性を含んだ体験となったのですが、その行動自体が日常からの自我の解放になりました。

いつもと同じようなイベントなどの活動であっても、根本的に取り組むべき気持ちが違うと、ぜんぜん違う取り組み方になったりするのです。
この旅を通じていろいろな事に気づかせて貰いました。
ある意味、初心に返ったような気持であります。

初心であり基本となるのは「楽しんでもらうこと」これに尽きます。
当たり前のことですが、当たり前を当たり前に過ごしているのです、毎日のように。
立ち止まる、振り返る、足元を見る、空を見上げる…etc
ふとしたことに気づいたり、何をどのように考え、工夫するか、伝えるか、見直すか、などなど。
当たり前に日々行っていることを、改めて見つめなおしてみる、そんな機会は意識しなければ出来なかったりするのです。

今回のイベントでは実行委員のみなさんとしっかりがっぷりよつで話をし、相談をし、検討を重ね、提案をしたりしていただいたり。
通常のイベントに参加する時よりも、より親密に綿密な話をいたしました。

ただし、自分の立場として出来ることに限ります。
なので、いかに先回りをした準備や対策を自分たちなりに行うか、そんなところに重点を置き参加した訳です。
なかなか出来そうで出来ない事なのです。

そのおかげで、自分たちにとって大変実りのあるイベントとなりました。
イベント主催さまには感謝感謝です。
今できる事、今しか出来ない事、それをどれだけの力で出来るか、そうそう挑戦出来る機会はありません。
また、機会をものにする事もやすやすとは出来ません。

話しだすと止まらなくなるような楽しい話題が沢山あるのですが、それは改めてお話しする機会を作りたいと思います。
忘れないように書き留めておきます。
珍道中って事はなかったのですが、楽しくて大人の林間学校みたいな気持ちになったのは紛れもなく事実です。

それではこんな暑さを吹き飛ばす曲で、みなさんの夏にYELLを送りたいと思います。

Green Day 『Basket Case』 http://www.greenday.com/video

https://www.youtube.com/watch?v=NUTGr5t3MoY

関連記事

  1. _DSC1357 【ライブレポ】miuzic Entertainment pres…
  2. titleimg2 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第129回
  3. title_yo 【連載】芳田賢明「memorygram」第24回
  4. titleimg2 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第64回
  5. titleimg2 【連載】大石孝次の「音楽な日常」番外編第4回
  6. title_yo 【連載】芳田賢明「memorygram」第55回
  7. IMG_5068re 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第11回
  8. titleimg2 【連載】大石孝次の「音楽な日常」第92回

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. XANVALA_0424
  2. misui_9975
  3. P3
  4. title_yo
  5. LINE_ALBUM_516用画像_230519_1

特集記事

  1. 70.(XANVALA)から、Λ(ファン)たちへ向けたメッセージが到着!! 繧、繝ウ繧ソ繝偵y繝・繝シYuhma
  2. Siriusは、夜空で一番明るく輝く星と言われています。私たちも、その名前に羞じないバンドになりたくて、Siriusと命名しました。いつかSiriusが一番のガールズメタルバンドだと言われるくらい、みんなが燃えるバンドになれたらなと思っています。 Sirius集合
  3. 涙を隠した笑顔が、興奮という思いで胸を掻きむしった、 コンビニ推進アイドル(仮)、第一部ラスト公演。 IMG_5575
  4. ぶっトび!パンデミックから超鉄板曲のサブスク解禁!メンバー生誕公演の解禁も! ぶっトび!パンデミック
  5. 元CRAZE二代目ヴォーカリストの緒方豊和。16年ぶりに自身のバンドTUBTRACKの音源を発売!! 「この5曲を一つの流れを持って響くことで生まれる(心揺さぶる)ドラマをぜひ感じてほしい」と語る、今の時代に突きつけた胸を揺さぶるメッセージとは…。 TUBTRACK 

スポンサーリンク

Push!!

  1. 70.(XANVALA)から、Λ(ファン)たちへ向けたメッセージが到着!! 繧、繝ウ繧ソ繝偵y繝・繝シYuhma
  2. Siriusは、夜空で一番明るく輝く星と言われています。私たちも、その名前に羞じないバンドになりたくて、Siriusと命名しました。いつかSiriusが一番のガールズメタルバンドだと言われるくらい、みんなが燃えるバンドになれたらなと思っています。 Sirius集合
  3. 涙を隠した笑顔が、興奮という思いで胸を掻きむしった、 コンビニ推進アイドル(仮)、第一部ラスト公演。 IMG_5575
  4. ぶっトび!パンデミックから超鉄板曲のサブスク解禁!メンバー生誕公演の解禁も! ぶっトび!パンデミック
  5. 元CRAZE二代目ヴォーカリストの緒方豊和。16年ぶりに自身のバンドTUBTRACKの音源を発売!! 「この5曲を一つの流れを持って響くことで生まれる(心揺さぶる)ドラマをぜひ感じてほしい」と語る、今の時代に突きつけた胸を揺さぶるメッセージとは…。 TUBTRACK 

New Comer

XT040192 SAY-LA、東名阪ツアー、ファイナル公演レポート!!

 4月よりスタート、SAY-LAの東名阪ワンマンツアー「東名阪SPRING ONE MAN TOUR…

AC0I7218 新生Empressが描いた生まれ変わった明日の景色は、まさにキラキラと希望という輝きを放っていた。彼女たちがこれからどんな明日の地図を描きだすのか。その景色を一緒に見たくなる始まりが、そこには生まれていた。

新体制第一弾柵となったシングル『Rebuild』を手に,Empressが初となる全曲披露ワンマン公演…

S__44957714 XANVALAのライブには、”ざんばら”と乱れ舞う無数の髪が波打つ景色がとても似合う。XANVALA、3周年公演でついに声出し解禁!!

結成から丸3年。1月31日にXANVALAは、渋谷clubasiaを舞台に、ワンマン公演「XANVA…

PAGE TOP