何を書けばいいのかわからない
みなさんこんにちは。
イメージングディレクター/フォトグラファーの芳田賢明(よしだ たかあき)です。
ラジオのレギュラー番組だと思っていろいろ書いてみる、連載「memorygram」第37回です。
この連載始まって以来最大のピンチです。
何を書けばいいかさっぱり出てきません。
いつもはだいたいギリギリで書けるのですが、今回はもう無理っぽいので、書けないということを書き始めました。
なんだかもう忙しすぎるんですよね。
いろいろなことがありすぎて、その一つ一つが刹那的で、じっくり向き合えていない。
ある程度のボリュームで向き合って考えられる余裕がないと、エッセイにするにもしようがないという。
よくないなぁ。よくないです本当。
余裕がないとダメですよ。仕事も恋愛も。
とりあえず、そんなこの一ヶ月の刹那的な思考を並べてみたいと思います。
作品に立脚したまとめ方、見せ方
空間をデザインする
展示のアイデア探し
次の撮影のコンセプト検討
一向にM10-Rのテストができない
何でもできる=何もできない
絶対的な「先生」など存在しない、先生というのは相対的な存在である
よく言えば「考え抜かれたデザイン」、悪く言えば「デザイナーのエゴ」
一定のレベルを越えたらあとは良し悪しではなく好き嫌いでしかない
マウントを取るのは実力がないから、そうでもしないと自分の位置を保てず不安だから
ひなくりのチケットが取れた
上戸彩さんの「Pureness」「kizuna」を聴いてると、クリエイティブに純粋だった頃を思い出す
ライカを順次点検に出している、複数持っているので回せる、多分距離計の縦ズレが引っかかる
自分的に写真史の決定版といえそうな本を読み進めている
ダイアンの区別がつかない
甲本ヒロトさんと甲本雅裕さんが兄弟って知らなかった
iOS上げたらSafari変わりすぎ
寅年のチャンドゥグッズ欲しい
自由と孤独は紙一重
「無視」とはある意味いちばんのやさしさかもしれない
養老孟司さんの「生きてる人間の方が怖い」、ムツゴロウさんの「人間が一番怖い」、完全なる真実
守るべきものがないというのは、この世界に未練がないというのと同じ
今月もあっという間に過ぎてしまった、と思ってたけど、こうしてみるといろいろあったな、って感じますね。
そしてお知らせ。
11月15日発売『コマーシャル・フォト』2021年12月号、特集「撮影機材&アクセサリー徹底攻略」のPART2「ショップおすすめ機材テスト」に登場しています。
フォトグラファー3名が、それぞれ異なるプロショップからのおすすめ機材をテストしています。
http://www.genkosha.co.jp/cp/backnumber/4841.html
【プロフィール】
芳田 賢明(よしだ たかあき)
イメージングディレクター/フォトグラファー。
「クオリティの高い撮影・RAW現像で、良い写真を楽につくる」をテーマに写真制作ディレクションを行っている。撮影ではポートレートや舞台裏のオフショット撮影を得意とする。
Webサイト…https://atmai.net/
Instagram…https://www.instagram.com/takaaki_yoshida_/
芳田賢明 著、プロカメラマンに向けた[仕事に即役立つ本]
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