IDOL

「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.8」 EVENT REPORT!!!!!!!!

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7月5日(水)に渋谷DESEOを舞台に行われたイベント「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.8」。出演したのが、RESELA / CUBΣLIC / もふる×クロス / 東京セラフィム / ルノアエクラ / 夢現シンクレティズム / 小粒 / d-girls。当日の模様を、ここにお伝えしよう。

 

RESELA

RESELAは「ついてこい!!」と歌っていた。その姿についていきながら、どんな未来が広がってゆくのかを見てみたい。

イベントのトップを飾ったのが、2023年4月30日に下北沢シャングリラでワンマンデビューを飾ったRESELA。冒頭から感情のギアをトップへぶち込む勢いで、5人は観客たちへ挑みかかる。彼女たちは『証明』を歌いながら、自分たちがここで声を上げる意味を証明するように歌っていた。フロアからは、5人に向けた熱いコールという名の絶叫が飛び交う。「僕ら何度だって這い上がる」「何度だって立ち向かう」と彼女たちは歌っていた。まだ始まったばかりのグループとはいえ、その意識を強く胸に抱いて活動していることが嬉しい。

「あなたが嫌いなわたしになる真っ直ぐで強い自分~綺麗になるの 今に見ててよ」と歌う彼女たちの声から始まったのが、『コイのピリオド』。どこかセンチメンタルな香りも漂う楽曲の上で、5人は悲しみを断ち切るように凛々しい姿で歌っていた。どんな状況下へ陥ろうと、自分たちが胸に抱いた意思はけっしてぶれることはない。強い信念を持つその姿は、どの曲のパフォーマンスにもしっかり投影されていた。

続く『Death or Charge』は、ライブに熱狂の景色を生み出す、攻めるに相応しい激しい楽曲。メンバーたちも、かわいい声を軸にしながらも気持ちをオラオラに、歌声にも凛々しさを加え、パワフルなパフォーマンスを見せていた。これまで以上に激しくダイナミックなライブ姿を示す彼女たち。その姿に刺激を受けた観客たちが、ときにメンバーらと同じ振りをしながらも熱い声を張り上げ、高まる気持ちを5人にぶつけていた。終始、攻めに徹した雄々しい歌声に触れていると、気持ちがどんどん奮い立つ。

「突き進め!!」の声を合図に、最後にRESELAが歌ったのが『新世界パラドックス』。この曲でも5人は凛々しい歌声やパフォーマンスで、観客たちを煽っていた。その姿に触発された観客たちの熱いオーイングも印象的だ。パワフルでダイナミック、ハイパーに弾けた姿を、5人は荒ぶるデジタルなダンスロックナンバーに乗せて見せていた。観客たちの燃えたいハートに、熱いエナジーをぶち込む。彼女たちは「ついてこい!!」と歌っていた。その姿についていきながら、どんな未来が広がってゆくのかを見てみたい。

https://lit.link/resela 

 

CUBΣLIC

可憐な魔法少女たちがキラキラとした音の魔法を振りかけるたびに、騒ぐ気持ちを抑えられなくなる。だけど、それでいいじゃない。そう、至って問題ない!!!

7月29日に恵比寿CreAtoでのワンマン公演も決定中。CUBΣLICのライブは、この会場にいる人たちのハートに黒い熱狂をぶち込むように、ラウドなデジロックナンバーの『EXMACHINA』からスタート。メンバーらは、冒頭から踊り狂う狂乱の魔法少女へと気持ちを染めあげ、フロアにいる人たちに高揚という洗礼を降り注ぐ。まるでシャーマンのように、神へ祈りを捧げる様を見せながら、3人は現世から異境の世界へ感情を一気に飛ばせば、この場にいる人たちにも、共に異境の儀式の中で踊り狂えと誘いかけてきた。いきなりCUBΣLICに、ブラックでサタニックな魔法をかけられたようだ。気持ちがどんどん荒ぶりだす。このまま興奮した気持ちと一緒に限界まで突き上がりたい。

黒い熱狂の宴から色をガラッと塗りかえてゆくところが、変幻自在な音楽の魔法を駆使するCUBΣLICらしい姿。続く『晴レトキドキ』では、この空間にキラキラとした眩しい輝きを降り注ぎだす。3人とも、キュートな声を魅力に、kawaii future popな楽曲に乗せ、甘く、チャーミングな姿でせまりだす。愛らしく親しみやすい中に熱いエナジーを覚えるのは、彼女たち自身が胸の奥に燃え盛る感情を抱いているからだ。

CUBΣLICは、1曲ごとにいろんな場面を描きだす。『DISCOHOLIC』では、この場をカラフルでグリッターな色が飛び交うディスコ空間へ染めあげた。3人は、フロアをリードするディスコクイーンに変貌。親しみ覚える甘い声で誘いかけてきた。フロアでは、3人の動きを真似ながら。でも、自然と身体を揺らすディスコビートに身を任せ、心地好く踊り騒ぐ人たちの姿があちこちに見受けられた。彼女たちは心を軽やかに弾ませ、この空間に華やかな宴を描いていった。

性急なデジタルビートの上で、激しくダイナミックなダンスを踊るメンバーたち。同じくビートの効いたダンスナンバー『Fight Cube』に乗せ、CUBΣLICはこの空間に華やかな熱狂の様を作りあげる。3人とも、かなり攻めたダンスパフォーマンスを見せてゆく。どこか妖しい香りも歌声の中へ忍ばせ、3人はセクシー/チャーミングな色をミックスしながら、観客たちのハートをしっかりと奪っていった。

CUBΣLICが最後にプレゼントしたのが、『Flip-Flop』。これまで以上にポップで軽やかで華やかな。でも、しっかりと身体を揺らすヘヴィさも抱いたサウンドを響かせ、この空間をカラフルに染めあげていった。舞台の上の3人は、観客たちのハートをキュンとキュートな魅力で次々と奪ってゆく。可憐な魔法少女たちがキラキラとした音の魔法を振りかけるたびに、騒ぐ気持ちを抑えられなくなる。だけど、それでいいじゃない。そう、至って問題ない!!!]

https://www.hvt-inc.com/
https://twitter.com/cubelic_hvt 

 

もふる×クロス

もふる×クロスは、晴れた前向きな色に気持ちを染めあげる素敵な魔法をかけてくれた。

アニソンバーギルド&もふる公式アイドルとして活動中、もふる×クロスの登場だ。彼女たちのライブは、『暁』からスタート。愛らしい笑顔で、でも、彼女たちは凛々しい声を張り上げて観客を煽るように攻めだした。強いメッセージを抱いた楽曲だ。自分たちの生きざまを、4人はこの場にいる人たち一人一人のハートへ突き刺すように歌っていた。情熱に満ちた彼女たちの熱い気持ちが、心を騒がせる。いや、共に凛々しい気持ちに心を塗りあげ、彼女たちと一緒に未来へ向かって突き進む勇気を手にしていた。

1曲ごとに多彩な心模様やサウンドを見せるもふる×クロス。続く『あの日のこと』では、華やかでダンサブルなパーティーチューンに乗せ、この場で一緒にはしゃごうよと、とびっきりの笑顔と歌声で誘いをかけてきた。彼女たち自身が、舞台の上で輝くことを楽しんでいた。自分たちが光(想い)を放つことで、この空間が華やぐことを4人は知っている。だからこそカラフルな歌声の風を吹かせ、この場を希望に満ちあふれた空間に染めあげていった。いつだってもふる×クロスのライブは、ドリーミーなパレードを見ながら、その和へ一緒に参加してゆく気分にしてくれる。

『ファンファーレ』が流れたとたん、胸がキラキラときめきだした。ポップで親しみやすい歌謡メロの歌だ。彼女たち自身が無敵なヒロインに心を染めあげ、この曲を胸に、一緒に冒険の旅に出ようと誘いかけてきた。今の彼女たちの気持ちとシンクロする言葉の数々を、自分らへも言い聞かせるように。そのうえで、頑張る人に力強くエールを送るように4人は歌っていた。この歌を旗印に、一緒に未来へ向かって駆けだしたい。そんな風に心を前向きな色に塗りあげてくれたのが嬉しい。

最後にもふる×クロスは『パラノイア』を歌いながら、この空間を楽しい宴の場に染めていった。サビ歌でメンバーたちが左へ右へと動くたびに、ファンたちも一緒に大移動。フロアから飛び交う熱いコールも輝くエナジーにしながら、もふる×クロスは、晴れた前向きな色に気持ちを染めあげる素敵な消えない魔法をかけてくれた。華やかでポップなパーティー、うん、楽しいね。

https://mofrucross.com/
https://twitter.com/mofrucrossinfo 

 

東京セラフィム

東京セラフィムは”救済系熾天使”の魅力を振りまきながら、この場にいる人たちのハートをかわいいの魅力で落としていった。

「世界を救うため東京に降臨した救済系熾天使アイドル」として活動中。「ぱわそ」には、ほぼレギュラーグループとして出演中の東京セラフィム。今宵のライブでも3人は、かわいい熱狂の風を吹かせるように『キミトボクノ…』を歌い、一緒にはしゃごうよと誘いかけてきた。無邪気に、天然なままにかわいいを振りまく姿へ触れるたび、心が笑顔になれば、救われた気持ちになれる。彼女たちは冒頭から”救済系熾天使”の魅力を振りまき、この場にいる人たちのハートをかわいいの魅力で落としていった。

ライブは止まることなく『オレンジ』へ。この曲でも3人は、ラキラとした歌声の光をフロアにいる人たちへ降り注ぐ。飾らない親しみを覚える歌声なのに、ずーっと夢中になってその姿を追いかけてゆくのは、親しみやすい姿に超絶な甘さが満ち満ちていたからだ。その甘さに浸っていると、ほっぺたがとろけそうなくらい幸せな気分に染まりだし、何時しか心が落ちてゆく。かわいいをズーッとズーッと振りまく姿は、本当に愛らしい。

胸をキラキラと染めあげる,いろんなポップな要素をギュッとてんこ盛り。まさにジェットコースターに乗っているように,東京セラフィムは『ジェットコースター☆ロマンス』に乗せて、甘くチャーミングな魅力を次々と見せてきた。カラフルなときめきがずっと目の前に広がり続けるんだもの、その動きを追いかけるのはもちろん。3人と一緒にはしゃぐ人たちがフロアのあちこちにいたのも当然だ。舞台の上を右に左にかわいくチョコチョコと動く姿は、まるで魔法によって動きだしたお人形たちのよう。

ノンストップで続いた東京セラフィムのライブ。この空間に眩しい夏を連れだすように、最後に歌ったのが『Twinkle Summer』。東京はまだ梅雨の時期。だからこそ、彼女たちはこの曲を通してカラッと爽やかな夏の風を運んでくれた。愛らしい仕種と歌声で、気になるキミに向けて「君が好きだよ」と甘えるように歌う姿も、胸をずっとキュンキュン騒がせていた。3人が見せたキュンとキュートなその姿、いつ見てもメロメロだ。

http://tokyoseraphim.com/
https://twitter.com/tokyo_seraphim 

 

ルノアエクラ

ルノアエクラのライブに触れていると、自分も力強く輝ける術を得られるから、それが嬉しい。

力強くもカラフルなダンスビートの上で、5人が気持ちを一つに、胸の奥から沸き立つ熱情を『NEW WAVE』に乗せて歌いだした。自分たちの心に抱いた強い意思と想い描いた夢の物語を伝えながら、6人は、君と一緒にリアルな未来として描きだそうと誘いかけてきた。強い意思を持った歌を愛らしい声で届けてゆくところに、ルノアエクラの魅力を覚えていた。力強く躍動したビートの上で、彼女たちは夢を追いかける自分たちの姿を、愛らしい花が咲く姿に投影するように見せていた。きっと、何度も何度も小さな花を咲かせては、咲くたびにその花を大きくしながら彼女たちは成長していくのだろう。

『片思い』で彼女たちは、恋にときめく乙女に心を染めあげ、期待や希望を胸に、キラキラとした声を響かせる。6人とも、片思いの心模様を、輝かせるように歌っていた。片思いはけっして切ない気持ちだけではない。むしろ、自分を輝かせる無限のパワーを導きだせば、その力をときめかせることで、どんどん光輝かせてもいける。彼女たちが「片思い MY HEART」と歌うたび、その声に気持ちがワクワクするのを覚えていた。

「涙枯れるほど愛して それでもわたしはここにいるよ」と、切ない中にも強い意思を持った声で彼女たちは歌っていた。たとえ切ない想いだろうと、みずからの気持ちが前を向いていくなら、どんな切ない要素でも、明日へ向かう推進力に変えていける。もどかしい乙女の心模様を、ルノアエクラは『WINTER’TALE』に乗せ、いろんな色に変えながら歌っていた。惑い、葛藤する気持ちさえ力強さに変えて届けることで、気持ちが熱く揺さぶられる。彼女たちがもどかしさを膨らませ、想いをぶつけるほどに、見ている側の気持ちもその色に染め上り、心を騒がせ続けてゆく。

最後にルノアエクラは、ハード&ダンサブルな『みくりやこころ』を歌唱。激しく攻めるダンスビートの上で、6人も心を攻めたモードに染めあげて歌いだす。ただ攻めるのではなく、揺れる感情に歌声をシンクロしながら、いろんな表情を巧みに見せてゆく。彼女たちの歌はみずからも、触れた人たちも、力強く前向きな心に染めあげる力を持っている。その内容が切なくとも、きらめいていようと、ルノアエクラのライブに触れていると、自分も力強く輝ける術を得られるから、それが嬉しい。

https://twitter.com/LeNoirEclat 

 

夢現シンクレティズム

夢現シンクレティズムは、いろんな景色を見せながら、夢現に続く楽しさを届けてくれた。

通称「ゆめうつ」こと、夢現シンクレティズムの登場だ。とても存在感の強いグループであり、メンバーたちだ。冒頭を飾った和ダンスミュージックの『悲厭救済ガール』を歌いだした時点で、この空間が一気に華やかな宴の場に染まりだす。いや、宴というよりも、凛々しく攻める彼女たちのパワーへグイグイ押されながらも、その勢いへ想いを返しながら、互いに熱を重ね、この空間を熱く沸かせていたと言ったほうが正解か。早口で次々と言葉を繰り出すメンバーたち。間奏では、彼女たちの動きを真似、フロアでも同じ動きをしてゆく人たちがあちこちにいた。

続く『Born Dreamer』で夢現シンクレティズムは、とてもエキセントリックな世界へ観客たちを連れだした。彼女たちの歌声が、ここではない不思議な世界の扉を次々と開け、観客たちをシニカルな宴の中へどんどん巻き込んでゆく。人が寝ているときに見る夢が破天荒なように、彼女たちもこの曲を通して、トリッキーだけど、騒がずにいれない宴の場へと観客たちをくいぐいと引き込んでいった。

歌始まりの『パンチラウト』では、曲が進むにつれ楽曲がどんどん華やかに染め上がれば、迫力も増してゆく。メンバーらが解き放つ歌声に気持ちか熱く揺さぶられる。彼女たちと一緒に高く腕を振り上げてはしゃいでいた人たちが場内のあちこちに生まれていたのも納得だ。

『えらいんだ』では、今までとは違い、チャーミングで親しみあふれる姿を提示。これまで凛々しく攻めていたと思ったら、この曲では側までくっつき、一気に心の距離を縮めてきたような気分。メンバー一人一人の異なる歌声も魅力的だ。個々の色を発揮しながらも、みんなで気持ちを一つにしたとき、とてもカラフルで存在感あふれる色になり、凛々しい姿でせまりだす。夢現シンクレティズムは、1曲の中へ多彩な魅力を詰め込んでゆくスタイル。だからこそ、そのライブ姿に惹かれてゆくのだろう。

最後に夢現シンクレティズムは、この空間を華やかな景色で染めあげようと『Shooting Star』を歌唱。チャーミングな仕種と甘い歌声に胸がときめく。サビ歌で心を一つに強くメッセージしてゆく姿を、しっかり見逃さずに追いかけたい。フロアのあちこちから、彼女たちの歌にあわせ合いの手やエール、オーイングが飛び交う場面も、夢現シンクレティズムのライブに華やかな色を添えていた。終盤にはファンたちの熱いMIXも登場。この日の夢現シンクレティズムは、いろんな景色を見せながら、夢現に続く楽しさを届けてくれた。

https://twitter.com/yumeutu_sync 

 

小粒

茹で上がってこそ小粒のライブ。

小粒のライブと言えば、『エビ海老Everyday!』は絶対にマストで楽しみたい楽曲。そんなファンたちの心理を巧みに読み取ったかのように、小粒のライブは『エビ海老Everyday!』からスタート。この日は、”海鮮MIX”のときに叫ぶ言葉を書いた巨大なコール表を用意。初見の人たちも一緒に叫べるようにと、真心いっぱいのサービスをしてくれるところが嬉しい。いつだって人気店には、いろんな心遣いが施されている。小粒のライブも、楽しさの中へさりげなく気配りや心配りがされているから、そこが好き!!

今回は、メイド風の衣装姿。その姿で、みなさんをおもてなし。この日は、”海鮮MIX”を徹底周知させたい思いもあって、あえて”海鮮MIX”を多めに投入。続く『びっくり経典!神サマヨコーン』でも、みずから「うりゃほい~よっしゃいくぞぉ~」と声を上げ、フロア中の人たちと熱いMIXを掛け合う場面をいろいろ作りあげていた。超ハイテンション&ハイカロリーナンバーの『びっくり経典!神サマヨコーン』の濃密度に刺激を受け、フロアからもひと際大きな声で「えび、いか、まぐろ、ぶり、いくら、たこ~へいお待ち」と”海鮮MIX”が飛び交っていた。彼女は歌っていた「カロリーは多いほうが美味しいというのに」と。まさにその通り、カロリー高めの曲のときほど、フロアから飛び交う声も大きく響いてゆく。小粒の曲の場合は全部カロリーが高めだから、あの声援が飛び交っているわけだ。

この日は、『進め!マグロちゃん』でも頭から”海鮮MIX”をぶち込めば、小粒の歌声にあわせ、フロアのあちこちかち「まっぐろまぐろ まぐろちゃーん」と熱い声が飛び交いだす。マグロ釣りはいつだって戦いを挑む熱い気持ちでぶつかってこそ。トロトロしていたら置いていかれるからこそ、この日もフロアという大海へ向けて小粒が思いきり釣り糸を投げれば、観客たちも左へ右に泳ぎながら、小粒の投げた寿司(餌)へ次々とひっかかっていた。

最後に小粒は、ふたたび『エビ海老Everyday!』を歌唱。みんなで海老反りダンスをしながら、ピッチピチと跳ね上がっては、フロアという大鍋の中で真っ赤に茹で上がっていた。でも、茹で上がってこそ小粒のライブ。この曲の中、彼女は”小粒チャレンジ”と題し、携帯型ゼリーを一気飲みしていたことも伝えておこう。

https://twitter.com/KotubuKosian 

 

d-girls

彼女たちがなぜ、ここで歌っているのか。それはすべて、こうやって熱狂してくれる君に会いたいから。この思いを今すぐに君に伝えたいからだ。

イベントのトリを担ったのが、10月2日にZepp Shinjukuでの単独公演も決定しているd-girls。彼女たちのライブが始まったとたん、この空間はサイバーでダンサブルな異空のディスコワールドへ瞬時に塗り変わった。d-girlsは冒頭に超強烈なユーロビートナンバーの『Addictive』を歌い、この場を華やかなダンス空間に染めあげた。愛らしく歌い踊る彼女たちへ向け、フロアからは熱情した熱いコールが飛び交いだす。初見の人でもすぐにノリをつかみ、一緒に踊りへ興じていける。だからその楽しさへ夢中になってゆく。甘くキュートな挑発を受け、彼女たちに溺れてゆく心理。目の前で体感していると、すごくわかる!

ノンストップライブが信条のd-girls。続く『brave heart』では、得意のトランスナンバーを通し、この空間をハッピーな気持ちで満たしてゆく。その歌声や演奏に触れているだけで、胸がドキドキ騒ぎだす。ときめいた気持ちがどんどん幸せと笑顔のパワーで膨らみだす。キラキラとしたHAPPYでPOPなd-girlsの世界に触れていると、窮屈な現実世界が一瞬で彼方へ吹っ飛び、目の前が、ただただ笑顔と幸せで満ち満ちてゆく。それこそが、唯一無二のd-style。フロア中の人たちが、くしゃくしゃの笑顔で熱いコールをぶち込み続けるのも、すごくわかる!!

華やかさを倍増するように、d-girlsは『moment』を歌いだした。無邪気な乙女に心を染めあげたメンバーたちが、胸の内に秘めている”ドキドキとした夢見る乙女心”を、愛らしい声に乗せて告白するように届けていた。「今すぐ君に伝えたい」 「この瞬間 側に君がいてくれる幸せを」と彼女たちは、いとおしい君に向けての思いを伝えてきた。彼女たちがなぜ、ここで歌っているのか。それはすべて、こうやって熱狂してくれる君に会いたいから。この思いを今すぐに君に伝えたいから。だから彼女たちは、眩しい笑顔で「今の気持ちを伝えたい 大切な言葉にして」と歌に乗せ、君ヘの思いを届けていた。その思いが愛おしすぎて、また会いたくなり、d-girlsのライブに足を運んでしまう。その気持ちも、すごくわかる!!!

さらに華やかさを増しながら、d-girlsは最後に『START!!』を愛らしく歌唱。彼女たちの歌はどれも、応援してくれる仲間たちの気持ちに寄り添うラブソングだ。自分たちが一方的に夢を追いかけるのではない。一緒に歩みながら描いた夢を一つ一つ形にしてこそ、それが夢を叶えることだと、いつもd-girlsのライブは教えてくれる。彼女たちには、永遠に夢見る乙女たちでいてほしい。夢追いかける気持ちを真っ直ぐに歌うその輝きがいつだって眩しく見えれば、その輝きに手を伸ばし、つかみたくて、ライブに足を運ぶのだから。終始、笑顔で歌い踊る彼女たち。その姿に触れるたび、僕らもまたいつだってd-girlsと一緒にスタートラインに立つ気持ちで明日へ進んでいける。ほんと、その気持ちもすごくわかる!!!!

https://d-girls.info/
https://twitter.com/d_girls_FD

 

次回の「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.9」は、8月9日(水)渋谷DESEOにて開催。
出演するのが、小粒 / ラビットビット / 夢現シンクレティズム / PrinceCHU! / RESELA / My Placious / and more…

こちらにも参加し、この楽しさを存分に味わおうじゃないか。

 

PHOTO:つぶゆり
TEXT:長澤智典

★インフォメーション★

【タイトル】#ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.9
【日程】2023年8月9日
【会場】SHIBUYA DESEO
【時間】OPEN 17:50 START 18:10
【料金】事前予約 ¥2,500 当日 ¥3,000-(1D別)
【出演】小粒 / ラビットビット / 夢現シンクレティズム / PrinceCHU! / RESELA / My Placious / and more…
【予約】https://tiget.net/events/259612

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