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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第67回

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やっぱ九州だな(食べた編)

久々に九州福岡に上陸しました。
何年振りだろう。
遠征で博多と小倉に行った時が最後だったかな。
振り返れば7年も経ってしまいました。

それまでは出張で続けて行く機会があったのですが、最近はとんとご無沙汰。
天神では何度もイベントをやらせてもらったし、福岡ドームのグラウンド内に入ってのイベントなども経験したり、普段経験しないような事が多いのが博多での思い出です。
しかも高確率で『へべれけ』になるお上りさんっぷりで、過去はどうにもよろしくない程に飲みが経っており、中洲では『へべれけ』と言うに相応しい酔いっぷりでカッポいたしました。

今回は久しぶりの来福。おめでたいねぇ、来福。
仕事のスケジュールも当然の事ながらタイトなので、その限られた時間の中で出来るだけ博多感を満喫したいし、同行者も満腹にしたいと思っております。

朝が早かったので先ずは朝食として「崎陽軒のシウマイ弁当」を食べました。
横浜の人間なら子どもの頃から食べて育った、旅の想い出には「崎陽軒のシウマイ弁当」を食べるのがセオリーなのです。
さだめなのさ〜ルパン三世〜♪と同じなのですね。まっ、そういう事です。

飛行機で福岡空港まで到着いたしますと、大変ありがたい事にイベンターの方にお出迎え頂き天神のイベント会場まで移動いたしました。
リハーサルなどの事前準備を行いつつ、近隣の情報を地元の方に教えて頂きます。

会場の前にいきなり行列しているラーメン屋さんがあったので、一気にテンションが上がってしまっております。
お聞きすると、会場から歩いて5分ほどのところに、評判の良いお店があるとの事!
それはヤバいっすな。楽屋に戻りラーメン最新情報を報告し、先ずはラーメンツアーの参加者を募ります。

参加者が決まったところで、早速ラーメン行脚に出かけました。
今回行ったのが「博多くまちゃんらぁめん」
まだ新しく店内も清潔な感じで好感触ですね。特にご店主さんの対応が気持ちよかった。
折角なので全部乗っかってるモノを頼んでみました。

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見た目にも美味しそうですが、実際スープが優しくて適当なまったり感。
うむうむ、博多ラーメン美味し。炙りチャーシューも香よく美味し。
安定の美味さがありがたいのでした♪

これでなんか一気に気分が上がりました。
満足すると仕事にも気合が入るってもんですな。
そこからはイベントが夜まで続きましたが、遠征のイベントは楽しいのですね。
全てのイベントが終わって片付けが済んだ後、ありがたい事に打ち上げがありました。

本日のメニューは!ジャカジャン!!!!!『水炊き』で御座います!
きゃ〜ん、めっちゃ食べたかったんですよ。やはり本場で!

お疲れ様の乾杯!ひゃ〜〜〜、時間も遅かったので喉が欲していたビールはたまんないね!!!
ちょ〜〜〜美味いよ美味いよ♪♪♪

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早速テーブルに運ばれてきたお料理がスバラっ!
馬刺し盛り合わせ!タテガミ最高っ!
地鶏のたたき!鶏が癖がなくいい!
春菊のサラダ!ちょっと意表を突かれた感じがいいね〜〜〜ぇ!
辛子明太子!辛さがあっさりで甘みがあってプチプチだよ!
そして!宮崎名物の地鶏の炭火焼き!歯応えがあって味に締まりとコクがあるわけさ!

もうこの時点でかなりな満足感なのですが、いよいよここからが真骨頂の『水炊き』タイムに突入しまーす♪
白濁した白湯スープを、塩をさした器にとって、先ずは旨味たっぷりのトリスープを頂きます。
はぁ〜〜〜、これだね。
特製の水炊き用ポン酢で鶏の身や野菜、つくねなど、余すところなく頂きました。

はふはふはふはふ。
うまうまうまうま。
この時間は交わす言葉などいりません。

美味しく頂き、お腹も膨らんでおりますが、いよいよ〆のお時間となる訳です。
やっぱ雑炊という選択が満場一致でなされ、お店の方よりご飯が投入されました。
そして卵が円を描きながら全体との一体感を造りつつ投入されるのでした。
は〜〜〜、もう言う事なんかないじゃない。
完璧だよ。パーフェクトワールドでした。
そこにいる全ての人が満足感に満ちているって素敵な事だよね。

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デザートは今年初モノのスイカでした。甘かったね。
これで本日のミッションは終了致しました。

問題は明日の朝と昼をミックスした最後の食事であるブランチです。
これまた地元の方情報で、「テンプラヲメザセ」の情報を入手!?
何故?今テンプラなのか!?
その真相を知る由もなく、我々は翌日テンプラをメザス事になりました。

福岡空港の近くにある、そのテンプラ屋さんを目指して進軍しました。
なるほど、ググってみたらカウンターのみの店舗というイメージのワカナイ情報だけが頼りでしたが、辿り着いてみると本当に横長にカウンターだけの店が広がっておりました。
到着したのが出口側だったので、建物反対の入り口を目指して歩く(結構な距離がある)のですが、その間にもとにかくお客さんがひっきりなしに入っております。
行くにあたってのアドバイスとして「開店早々に行った方がいいですよ」という情報があったのですが、なるほど平日の昼前くらいだっていうのに、なんだか人が押し寄せてきております。

入り口の券売機で食べたいテンプラ定食をチョイスして、運良く空いていた真ん中の島の席に陣取りました。
若干一名、寝起き感がぬぐえず「朝のテンプラ…」というペーソスを漂わせておりますが、団体行動は(うちはそれでも民主的になってるつもりですが)多数決が鉄則。
全員元気よくテンプラをオーダーいたしました。

そこの名物が、テーブルに置かれていて食べ放題の「いかの塩辛」。これが噂の一品なのです。
これを食べろと紹介者さんよりのお達し。うむうむ、確かに味が濃すぎずあっさりしつつも食欲を掻き立てる塩味の憎い奴でした。
こんなもん食べながら素面でいられるかと、キリン中瓶を追加投入致しました。

目の前でジャンジャカ揚げられていくテンプラ達。
素早く上がったネタをカウンター越しにお客さんの前にあるバットに置いていくのですが、小気味よく脂の乗った床をスライドウォークしながら次々と置いていくのです。
そうかこれか!この店のセールスポイントであるギミックと演出がそこにありました。
ネタに衣を付けて油に回す係、そして投入されネタを揚げながら配膳モードに入っていく担当者!
このコンビ芸が見物なのです。

確かに面白かった。どんどんお客さんが入って来るので、このスピード感がないとさばき切れないのも事実。
やはり元気のいいお店には必然的にお客さんは集まって来るんだよね。
それを確認しながら、そして単純にパフォーマンス(調理か)を楽しみながら食べさせて頂きました。

とまあ駆け足でしたが、旅も駆け足でしたので、それにしては大満足な食行脚になったかと思います。
遠征にお招き頂きました、主催者さまに感謝申し上げます。

食の限界に挑戦した訳ではありませんでしたが、もう入らないところまで詰め込めたことは間違いありません。
やっぱ九州だな、っと再確認出来る食の旅でありました。
いや、遠征の旅でした。

帰りの飛行機で聴いていた曲をお届けして、今回はお仕舞にしようと思います。
仙台が輩出した怒涛のパンクバンド「責任転嫁」の曲を3曲続けてお聴きください。
「のっぺらぼう」「アルカリ液」「バリケード」

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