いよいよ本年も大詰めになりました。
2016年は皆さんにとって如何な一年だったでしょうか?
季節の風物詩、有名な神社仏閣などで大掃除が始まりましたね。
すす払いをして新年を迎える。
正直、今年は師走のワサワサ感を感じられておらず、未だに通常営業気分のままであります。
いいのだか悪いのだか…
そんなある日、自宅の掃除をしようとかたづけながら準備をしておりました。
掃除機をかけるのになにか気分の上がる音楽でも聴きたいなと思ったのですが、リビングにはオーディオ機器がなくテレビしかないので、DVDで音楽モノを流そうかと思い、しばらく触っていなかった録画しておいたDVDの在庫をひっくり返してみました。
あれれれ、情報番組やドラマものばかりで音楽ものが見つかりません…
っとその時に、とあるドラマのディスクを発見しました。
振り返ればもうすでに10年以上も前の作品になるんだなあ…『電車男』。
BGVとして『電車男』の第1話を観ながら掃除を開始しました。
再放送を録画したものなのですが、本放送が面白かったので後から録画したのものです。
そうなんですよ。漫画チックな造りですが、面白いんですよね。
何年も観ていなかったので、忘れていることが沢山あり発見が多いのです。
キャストはなかなかの顔ぶれなのですが、当時はよく知らなかった小栗旬さんが色男役だったんだ。
六角精児さんは強烈なインパクトで、後に「相棒」に登場した時は嬉しく思いました。
松尾諭さんもさりげにサッカーファンで出ていたんだと感心。
そしてなんといっても伊東美咲ちゃんを久しぶりに見て、やっぱりかわいいなあぁ! と感心!
思い出してみれば彼女がアサヒビールのキャンぺーンガールの時に出した1st写真集は自分がいた会社でした。
その後、自分がプロデュースしたアニメの脚本をお願いした脚本家さんが、同じタイミングで脚本を書いていたフジテレビのドラマのヒロインが伊東美咲ちゃんでした。
うちの作品の編集現場で、ドラマの現場の話をしたことなど思い出しました。
『電車男』はネット住民として登場人物が沢山いて、どこかしら自分の感覚とダブるセリフが出てきます。
実は、言葉・セリフとして気持ちや心に残るものが多くちりばめられているのですね。
キャラクターの濃さで見えにくくなっているだけで、かなりこの作品ではホロッときます。
10年前の秋葉原を少し懐かしく思いながら楽しむことが出来ました。
最後の最後、電車男とエルメスが並んで歩いているところは、さすがに違和感など満載でしたが、楽しい漫画を読み終えたような余韻が残る作品です。
シリーズを観ている途中、掃除をしながら2回観たのですが、
いい天気の日にフトンを椅子にもたれ掛けて日光浴させながら、椅子を電車風に並べて視聴してみました。
何気に楽しい♪
なんの師走感もないお話になってしまいました。
気持ちのいいお天気の午後に、洗濯と掃除をしている幸せを実感している日々です。
心の平和を保ちながら、2017年を迎えたいものだと思っている今日この頃。
『電車男』のEDテーマ曲「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」が心に染みる師走の出来事でした。
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