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【連載】大石孝次の「音楽な日常」第1回

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はじめまして。
今回よりこちらでコーナーを担当させていただく事になりました大石と申します。
こちらではフリースタイルにいろいろなお話をさせていただく事がコンセプトになっておりますので、チョイ読み感覚でご覧いただけましたらと思います。

わたくしの自己紹介をいたしますと、そこで読むのをやめてしまわれる危惧があったりするので書かない方がいいかな…
などと思っていたりもするのですが、それではあまりに乱暴ですのでちょっとだけ情報をお知らせいたします。

現在、女性アイドルグループの制作・運営を行っております。
決して皆様ご存知のメジャーなグループではありませんが、そちらに向かって頑張っている挑戦者とでも言いましょうか。
飽和状態になりつつあるアイドルシーンの中にもまれつつも、日々アヘアヘ言いながらも結成2年を超えたグループのプロデュースしております。
今回は、それがきっかけで連載をさせていただく事になりました。

ここまでは音楽と様々な関わりを持ちながら過ごして参りました。
詳しくプロフィールを語らない分、ここに書きます内容からプロフィールを想像して楽しんでいただきたいと思います。
お話しいたします内容は自分より上の世代の方なら笑える、共感できる、知ってるなど、物知りオジさんじゃないとついてこられないかもしれない内容になる予定です。
ピンクレディが小学生の時のアイドルで、ベイシティローラーズは兄貴の世代、最初に買ったレコードはダンシングクイーンです。
ですので、こんな世代間を共感できるかチャレンジしていただければと思います。

今回は1回目ということで、あくまで身の上話です。

アイドルと言えばうら若き乙女達が中心に活動をする形態がメインとなります。
オジさんの我が身としては、年齢差、育った環境のギャップ、交わらない言語を会話の中で大いに感じざるを得ない状況であります。
いわゆるジェネギャって奴ですね。

数年前まではアイドルとはちょこっとしか仕事をした事がなかったので、現役中学生をラジオ番組のゲストに呼んで一緒にトークをした時などプチパニックに陥った記憶があります。
今となってはその世代の子達と対等にやりあっている次第でありますが。
ご自分がその年代のお子様を持っていらっしゃったら、同じか近いのものとして、きっとシンパシーを感じられると思います。
反対にお子様側の目線で見れば親と同世代の人間と付き合っているであろう訳なので、お互いに不思議でアンニュイな関係性を必然的に構築している訳であります。

それとは別に同じグループの中でも様々な世代のメンバーが所属している事が多々あります。例えば中学生からアダルト組まで。
こうなるとまさにリトルワールド、複雑怪奇な娘達の世界が構築される訳ですね。

自分は子供を持っておりません都合で、初めて若いお嬢さん達とがっぷりよつに組んだ訳です。
何も分からずに立ち向かったので、メンバーと同世代の子供を持っている友人と様々な意見交換をしたりしました。
自分の対応や思うことに対して、友人の父と娘の関係性を擦り合わせ重ねてみました。
思えば親のような立場でもモノを言うイメトレを知らず知らずにしていたような気がいたします。
一般的な社会常識や対応などは、自分の社会経験で話をする事は出来ますが、学校を出てアイドル活動をする人達は社会人の自覚やモラルは稀薄だったりするのです。
それをどのように伝えるか、そのような事を強く求められない業界事情もありますが、自分がいい年になっている以上は放っておく訳にもいかなかったりします。

とは言え、大人のマナー教室を開く訳ではありません。
日々の暮らしの中で、如何にメンバー達と関わっていくかがテーマになる訳でありますね。

個性もバラバラないろいろなグループのメンバー達と過ごしていることが、実はこれお互いの成長物語だったりするのです。
育てると言う言葉は使いたくありませんが、育てるということはこちらも育てられていると言うことを実感いたしました。

何気に音楽から遠ざかったお話になっておりましたが、この心境を曲に例えるならストーンズの「スタートミーアップ」のようなフィーリングです。
何かが始まる、何かが動き出す、何かを変えてみせる、そんな気持ちを予感しながら日々過ごしていけるのがアイドルのプロデューサーの醍醐味なのかもしれません。

っとまあ、こんな感じにいろいろと面白そうな事を語っていければと思っております。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

これからちょくちょく更新させていただきますので、お時間がありましたらお付き合い下さい。
それでは次回からは連載っぽい内容に突入いたします(笑)

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