独占記事

2人の歌声が、嬉しく心を掻き乱す。鈴木花純&櫻井里花、1stシングル『花実~kajitsu~』を手に1stワンマンライブを開催!!

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元スィートショップの近藤薫がプロデュース。互いに交遊も深いことから、2人のシンガー鈴木花純と櫻井里花が昨年12月よりユニット鈴木花純&櫻井里花としても活動をスタート。1月30日には、1stシングル『花実~kajitsu~』を発売。翌日となる1月31日に2人は、六本木CLAPSを舞台に「鈴木花純&櫻井里花 1st Single 発売記念ワンマン」公演を行った。2人をこの日は、プロデューサーの近藤薫(AG)を筆頭に宮野和也(B)/小林秀樹(Dr)/沢頭たかし(G)/山岡恭子(P)/桑鶴舞(P)らミュージシャンたちがサポート。

鈴木花純&櫻井里花のライブは、桑鶴舞の奏でるピアノの音色に乗せ1stシングルの表題曲『花実〜kajitsu〜』から幕を開けた。優しい、でも存在感を持った音色の上で、2人は気持ちの奥底から沸き上がる想いを声に乗せ、互いに言葉を交わすように歌を掛け合いだす。とてもシンプルな音の上だからこそ、歌詞に揺さぶられ導き出された2人の歌声へ耳が痛く惹かれていた。なんて感情的だろう。2人の声が重なり合ったときに生まれる歌の重厚さへ、魂をガッとわしづかみされる感覚を覚える。とても重い?。でも、その痛い心の影が、2人の歌に存在感と鈴木花純&櫻井里花として歌う意味を与えていた。
桑鶴舞のピアノと山岡恭子のアコーディオンの演奏に乗せ2人が届けたのは、シングルのC/W曲であり、近藤薫の2ndソロアルバムにも収録していた『花畑行き。』。『花実~kajitsu~』も『花畑行き。』も先に鈴木花純が歌い、彼女が敷いた歌のレールへ、櫻井里花が想いを重ねながら進んでゆく。先程とは異なり、フワッと軽やかに舞う声を魅力に2人は歌いかける。優しく澄み渡る歌声は、彼方まで花畑の広がる壮麗な景観を心の中に描き出していった。

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シリアスな歌の表情とは裏腹に、MCでは女子会風の軽やかなトークを披露。快活に会話を進める鈴木花純に、ナチュラルにボケを噛ます櫻井里花。デコボコなコンビの語り合いは、歌を通して描き出す世界とはだいぶギャップが…。じつはそこも、鈴木花純&櫻井里花の魅力になっている。

ここからは、バンド演奏を従えたソロコーナーへ。最初に歌のバトンを手にしたのが、櫻井里花。披露したのは、彼女の始まりを告げた1stシングルの『短篇小説』。深遠からジワジワと想いが沸き上がるような重厚さと悲哀な感情を重ね合わせた演奏の上で、一人の少女の壊れそうな心模様を、櫻井里花は命をつかむように力強く歌いかけてきた。崩れそうな脆さと生を求める確かな想いが、櫻井里花の存在感を持った太い歌声を通して強く脈動する。壊れそうなのに、なんて強さだろう。薄氷の上で必死にバランスを取りながらも足元をガッと踏みしだく歌声へ、触れるたびに心が惹かれてゆく。
歌のバトンを受け取った鈴木花純が届けたのは、普段から彼女がライブでも好んで歌っている近藤薫のカバー曲『スタンプ』。軽やかに弾む演奏の上で、言葉のひと言ひと言を心のノートへ優しくスタンプを押すように鈴木花純は歌いかけてきた。五線譜の上を自由に軽やかに舞い踊る歌声を、手を伸ばしてつかみたくなる。サビへ向かうに従い感情のボリュームをグッと上げてゆく。抑揚を抱いた歌声を魅力に、触れた人たちの心へ、消せない想いの印を鈴木花純は押し続けていた。

ふたたひ、鈴木花純&櫻井里花のステージへ。2人が披露したのは、お互いに大好きという理由から、近藤薫のカバー曲の『平凡』。スキップをするように軽やかに弾む楽曲の上で、鈴木花純が足元を滑らせるように軽快に歌えば、櫻井里花は先を進む鈴木花純の姿を追いかけるように力強くドカドカと走りだす。ちょっとデコボコな、でも、そのコンビネーションが、優しい輝きを放つ歌へキラキラとしたときめきのフレイバーをまぶしてゆく。同じじゃない。だからこそ、互いに欠けた部分を埋め合わせるように、2人は歌に輝く命を注ぎ続けていた。

ふたたび、舞台はソロコーナーへ。櫻井里花が披露したのが、1stアルバム『ありがとうじゃ足りないよ』へ収録している表題曲の『ありがとうじゃ足りないよ』。題名通り、彼女は舞台の上で歌えることへの感謝の想いを、胸にしっとり響く演奏に乗せ、フロアー中へ染み渡らせていった。
続く鈴木花純は、1月に発売したばかりのシングル『花のテレジア』から『忘れないでね 忘れないから』を歌唱。自分を育ててくれた大切な人への想いを込め、鈴木花純みずから作詞を担当。とても深い想いを抱いた楽曲を、彼女は心へ日射しを注ぐように歌いかけてきた。大切な人にエールを送るとき、人は愛おしさと未来へ繋ぐ希望を伝えたくなる。想い込めた鈴木花純の歌声にも、温もりを覚える温かな光が宿っていた。

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続いて鈴木花純&櫻井里花は、プロデューサー近藤薫の「女性としての気持ちを表現してもらえるようになって欲しい」という想いのリクエストを受け、桑鶴舞のピアノの演奏に乗せ、岡村孝子のカバー曲『baby,baby』を歌いだした。女性の内側に秘めた想いをじんわりと歌いかける櫻井里花、女性の伝えたい感情を解き放つように歌う鈴木花純。2人の歌声が重なり合うことで、一人の女性の胸の内が舞台上へリアルに描きだされていった。
鈴木花純&櫻井里花はさらに、この日のために近藤薫が書き下ろした「花」をキーワードにした『新曲』(タイトル・発売未定)を披露。心の内側を映し出す歌が多い鈴木花純&櫻井里花の中へ、太陽に向かって必死に咲こうとする、気持ちを笑顔や幸せに連れだす楽曲が誕生。鈴木花純&櫻井里花としての新しい道筋を、この歌がこれから照らしてゆくはずだ。

次のブロックでは、それぞれの歌を鈴木花純&櫻井里花として披露。まずは鈴木花純による、1月に発売したシングルへ収録した『Call me〜負けないで〜』から。鈴木花純の歌へ、手にしたタンバリンを叩きながら櫻井里花が想いを寄り添える。サビでは、輝きへ向かって真っ直ぐに伸びる鈴木花純の歌声へ、櫻井里花が優しく歌声を重ね、彼女の姿を後押ししていた。
櫻井里花は、アルバムより心をウキウキ弾ませる『WALK』をセレクト。今度は鈴木花純がタンバリンを手に、満面の笑みを浮かべ歌う櫻井里花を優しくサポート。たくさんの光を集めるように、笑顔で歌う櫻井里花。その横には、歩く動きを真似ながら彼女へ寄り添う鈴木花純の姿があった。歌うことを無邪気に楽しむ櫻井里花の姿を観ていると、にやけた笑顔が止まらない。
続いて2人は、プロデューサー近藤薫が行っているユニットmoZkuの『ふぁいてぃん!〜サヨナラなんて怖くない〜』をカバー。心をウキウキ騒がせる楽曲に乗せ、2人の歌声も思いきり弾けだす。いや、弾けるどころか、フロアー中の人たちを巻き込み、一緒に「ふぁいてぃん!」と叫びながら、身体揺らす楽しい空気を会場に生み出していった。

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最期に鈴木花純&櫻井里花は、1stシングル『花実〜kajitsu〜』のC/Wに収録した『ヘビースモーカーの彼』をプレゼント。膨れ上がった熱をゆっくり心の中へ取り込むように。気になる意中の存在へ向けいろんな妄想を描くよう、2人は愛しき気持ちを胸に歌を届けてくれた。愛らしい女の子の恋する妄想を、想いを膨らませるように歌いあげる。おおらかな楽曲の上で漂うように歌う2人の歌声が、火照った心へ優しく寄り添ってくれた。

アンコールは、今年の春に大学を卒業する櫻井里花へ向けても含め、櫻井里花の奏でるアコギの演奏に乗せ、荒井由実(松任谷由実)のカバー曲『卒業写真』を披露。アコギの弦を震えるように響かせる演奏の上で、鈴木花純が母性にも似た想いを持って歌いだした。彼女の歌声の持つ温かさを受け継ぐように、気持ちを重ねる櫻井里花。『卒業写真』を歌う2人の歌声のリレーは、触れた人たちの心をセピア色に染めあげていった。最後の最後でハモッた歌声に、なんて心がキュッと疼いたことか。

最期に鈴木花純&櫻井里花は、バンド演奏でふたたび1stシングルの表題曲『花実〜kajitsu〜』を届けてくれた。冒頭とは異なり、バンドを従えたことで、楽曲に、何より2人の歌声へ、今にも壊れそうな感情が強く注がれていった。痛い想いを、なんて儚くも情熱的に歌う2人だろう。昭和歌謡の匂いを持った楽曲へ濃淡な心の色を塗り重ねる彼女たち。情熱と浪漫を歌い上げる鈴木花純&櫻井里花、ぜひたくさんの人たちにこの歌を知ってもらいたい。心に痛みを抱え、その傷へ触れることで癒される人ほど、『花実~kajitsu~』が胸に刺さり、その棘に心地好い痛みを覚えるはずだ。

鈴木花純と櫻井里花は、それぞれはもちろん、鈴木花純&櫻井里花としても活動を続けてゆく。これから2人がどんな想いを歌に乗せ、どんな風に心を染めてゆくのかを楽しみにしていようか。

PHOTO:舩山英
TEXT:長澤智典

鈴木花純&櫻井里花 twitter
https://twitter.com/kasumi_rika2018

鈴木花純 twitter
https://twitter.com/terejia_kasumi

鈴木花純 Web
http://suzuki-kasumi.com/

櫻井里花 twitter
https://twitter.com/chinrika_1116

櫻井里花 Web
https://sakurairika.jp/

★映像★

「花実〜kajitsu〜」
youtu.be/Cu6XKrbAjqw

★音源情報★

『花実〜kajitsu〜』
『花畑行き。』
『短篇小説』(櫻井里花)
『スタンプ』(鈴木花純)
『平凡』
『ありがとうじゃ足りないよ』(櫻井里花)
『忘れないでね 忘れないから』(鈴木花純)
『Baby,Baby』
『新曲』
『Call me』
『WALK』
『ふぁいてぃん!』
『ヘビースモーカーの彼』
-ENCORE-
『卒業写真』
『花実〜kajitsu〜』

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